名前: ZR 日時: 2012-03-10 15:32:25 IPアドレス: 119.104.58.*
>>56680 私の考えは、リガチャの有無や程度はその書体の特徴の一つで あって、それゆえ、特別な事情(※)がない限りは、異なる フォントを使用する以上はリガチャの程度が変わるのは 当然だと思っています。 ※ 例えば「点なし i(\i)」の文字を用いる言語(トルコ語等) では fi の典型的なリガチャは f\i と判別が難しいので通常 避けられる。 これも含めて、これまで次の方針が挙げられました。 (1) リガチャのあるフォントだから、あるのを正とする。 (2) Palatino 等のリガチャのないフォントを用いる。 (3) TeX/LaTeX での欧文フォント(TFM 等)の導入作業を伴う 何らかの解決法をとる。 a. リガチャのない CM Roman を導入する。 b. 実物で使用された欧文フォントが判明して手に入ったと して、それを LaTeX に導入する。 (4) リガチャ抑止({})を自動挿入する為の TeX プログラム を作成する。 「実物のフォント」を使うという話になった場合は、3b しか 選択肢がないのは明らかです。 そうでなくて、「リガチャありのフォント(CM Roman 等)を なしで使いたい」という場合は、TeX 的に正攻法なのは 3a でしょう。しかし、3 も 4 も「LaTeX の初級者」から見れば かなり困難な道になります。もし現状で 3 の方面も 4 の方面 (= TeX 言語)の知識も持たないとするなら、次の選択肢も 考慮の価値があると思います。 (5) sed のようなテキスト置換ツール、または Perl や Lua の ようなスクリプト言語を用いて、{} を自動挿入するような プログラム(スクリプト)を作成する。 # ということを書こうと思っていたら、 # どこかの巨大な「裏」に同じことが既に書かれていた ;-)
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