名前: 山本和義 日時: 2011-08-11 00:35:26 IPアドレス: 115.176.201.*
>>56118 >でもmathtimeを使う場合、単位の中の数字には\mathrmをかけるべきではないということですよね？ いいえ，そんなことはありません．\mathrm の中に書けば良いのです．単位記号を 全体としてひと固まりのものと考えるなら，\mathrm の中で完結させた方が好ましい ともいえます．別の例を考えましょう．単位記号を記述する際の絶対条件は直立体 で書くことです．これが満たされるならば，サンセリフ体で書いたっていいわけです． その際に数字は何を使いますか？ 当然サンセリフ体を使うのが適切であり， 「わざわざ」(数値あるいは定数を表す)数式文字用ローマン直立体を持ってくる 必要はありません． では，mathtime 使用時に \mathrm を用いて単位記号を記述する際には，数字は \mathrm の中に「必ず」入れるべきなのか？ そんなこともありません． 地の数式モードで記述した場合にもローマン直立体になっているのですから， 「わざわざ」\mathrm の中に入れる必要もないのです．記述が楽な方を使えばよろ しい，それだけのことです．ただし，文書を通して統一させることは必要でしょう． ああ，あといくつか答えておきましょう． >でも\DeclareMathSymbol{0}{\mathalpha}{operators}{`0} >ってどういうコマンドなのでしょうか？ ほい，『The LaTeX Companion』．LaTeX のマニュアルは2冊あるのだけど， そのうちの1冊ね．マニュアルくらいは読まないとね． >\newcommand{\Unit}[1]{\ensuremath{\mathrm{#1}}} >の記述の中で数字だけは\mathrmをかけない方法ってありますでしょうか？ 上に書いたことから必要ないですね．でも，無理やりやりたければできるでしょう． 数字の \mathcode を一時的に class7 以外のものにしてやればいい．\mathrm 自体を 書きかえるのは他のマクロとの絡みがあるのでいや〜な感じがするのだけど，\Unit を書きかえるのならばできるでしょう．でも，具体的な方法なんて教えませんよ， 興味が無いので．こちらの場合には上の書籍だけだとちょっとつらいですね．\mathcode が説明されている書籍ならばなんとかなるかな．まあ，とりあえずは当然 『The TeXbook』 ですね．おお，絶版状態の邦訳の定価よりも安いではないか．
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