質問>BXbase/PXbaseでの半角文字の扱いについて

名前: みずは
日時: 2011-04-19 19:54:29
IPアドレス: 222.6.149.*

はじめての質問です。  角藤さんのW32Texをダウンロードし、奥村さんの『LaTex2e 美文書作成入門』 で勉強しながら、Texを使っています。仕事で中国語(繁体字・簡体字)を使う ため、八登崇之さんのBXbase、PXbaseなどのお世話にもなっています。有益なソ フトを提供してくださるみなさまに、心からお礼を申しあげます。  これまでこのメール末尾のようなファイルをplatex-utf8とdvipdfmxでpdfに変 換してきました。しかし先日最新版のW32Texをダウンロードし、それに併せて BXbase/PXbaseを更新したところ、 ! Package inputenc Error: Keyboard character used is undefined (inputenc) in inputencoding `bxutf8'. とのエラーメッセージがでるようになりました。以前の2009.05.08版platex- utf8とBXbase Ver.0.4とPXbase Ver.0.3の組み合わせでは、問題ありませんでした。  あれこれ調べたところ、半角の【・】【、】【「】【」】などや半角のかなが あるとエラーになることが分かりました。こうした変則的な文字をつかなければ よい、という対処法が見つかったので、問題は解決したのですが、あるいは私の 方のパッケージの選択などによって、うまい方法があるかとも思い、質問させて いただいています。  よろしくお願いします。  みずは  追伸:  角藤さんのウェブページのフルインスートルのファイル一覧には、utf.tar.xz をあげられていません。ファイルのリストを見ればわかるので問題は全くありま せんが、わたしのような初心者は最初少し混乱してしまいました。 --test.tex----------- \documentclass{jsarticle} \usepackage[bxutf8]{inputenc} \usepackage{bxbase} \usepackage[multi]{otf} \usepackage[english]{babel} \usepackage[main=japanese]{pxbabel} \begin{document} \begin{quotation} 矢内原忠雄「哀歌」(1945) ああ哀(かな)しいかな此の国、/肇(はじま)りて二千六百年、/未だ曽(か つ)て有らざるの国辱(こくじょく)に遭ふ。 ▲米機(べいき)帝都(ていと) の空を跳梁(ちょうりょう)し、/米艦(べいかん)相模(さがみ)の海を圧し、 /東京湾頭(わんとう)に降伏を盟(ちか)ひ、/日章旗(にっしょうき)惨 (さん)として声無し。▲我が村は焼かれ我が民は掠(かす)められ、/我が子は ガダルカナルに死し、/我が友広島に倒る。▲幾十万の無辜(むこ)の血を以て、/ 戦争の終了は封印せられぬ。 天皇、祖宗の神霊と民衆赤子(せきし)との前に泣き給ひ、/五内為めに裂くと宣 ふ。▲民は陛下の前に泣き、相共に/天地の創造主の前に泣く。▲神よ、我らは罪を犯 し我らは背きたり、/汝之を赦し給はざりき。▲汝震怒りをもってみづから蔽(お お)ひ、/我らを追攻め、殺して憐れまず、/敵は皆我らに向かいて口を張り、/恐 怖と陥落我らに来れり。 引き出せ、偽りの指導者を、/連れ来れ、偽りの預言者を。▲彼ら国を誤りたるによ りて、/君は辱められ、民害(たみそこな)はる。▲剣によりて建てしものは剣によ りて奪われ、/七十年の辛苦一日にして潰(つい)え、/二千年の栄光一夜にして 崩(くず)れ、/空に光なく、民に生気なし。▲我ら何の顔ありて父祖に見えんや、 /何の志ありて子女を教えんや。▲繁華の巷尽く焦土と化し、/焦土既に青草を生 ずれども、/民はなほ焼トタンの小屋に住みて、/その様乞食に異ならず。 \end{quotation} \end{document}

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