名前: 角藤 日時: 2011-02-12 15:24:39 IPアドレス: 61.27.202.*
>>55676 > ConTeXtの日本語対応の勉強を始めました. > サイト内検索"context"で過去のQ&Aを調べましたが > 新旧情報が交差していて良く理解できませんでした. ConTeXt はアクティブに開発されている最中で、現在の状況は 以下のようです: markii : ほぼ凍結していて、サポートされるエンジンは pdftex と xetex だけです。過去にサポートされて いた aleph はサポートされません。 pdftex の場合の実行法 texexec sourcename xetex の場合の実行法 texexec --xtx sourcename markiv : luatex をエンジンとするものを markiv と言います。 これはどんどん変化しています。 markiv では、中国語関係のやりかたで、日本語も タイプセットできるようになっていると思います。 よく調べていません。 W32TeX では markii のエンジンとして eptex と euptex も サポートしています。ただし、最近のものでは、フォントを preload するのを忘れていましたので、 最も新しい context.tar.xz を入手する必要があります。 % % test1.tex % \starttext これは始めてのテストです。 \stoptext (eptex の場合のデフォルトエンコーディングは sjis euptex の場合のデフォルトエンコーディングは utf-8) に対して、 texexec --eptex test1 あるいは texexec --euptex test1 とすると、 test1.pdf が生成されます。 なお、 markiv は W32TeX ではユーザがちょっとだけインストール作業を する必要があります。勿論 LuaTeX は必須です。 installmk4 というコマンドを実行すると、markiv がインストールされます。 markiv の実行は texexec ではなくて context sourcename とします。 texexec --eptex test1 や texexec --euptex test1 で 日本語を手軽に使用できますが、markiv や XeTeX をエンジンと するものでパワーユーザが modules を開発するのが本道でしょう。 なお、synctex を有効にするには、markii ではソースで \synctex=1 としておきます。markiv ではソースで \enabledirectives[system.synctex] としておきます。
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