\specialの用法について

名前: 露伴
日時: 2011-02-10 23:29:28
IPアドレス: 125.51.228.*

Wiki の「PDFの作り方」にある \special{pdf:mapfile dlbase14.map} についてです. 下記の状態で,単に latex foo.tex dvipdfm foo.dvi とした場合 boldの方はNimbusRomNo9L-Medi として埋め込まれますが, romanがNimbusRomNo9L-Regu として埋め込まれません. %--- foo.tex \documentclass{book} \usepackage{txfonts} \special{pdf:mapfile dlbase14.map} \begin{document} \textbf{AAA} \end{document} %--- \specialをやめて dvipdfm -f dlbase14.map foo.dvi とすれば埋め込まれます. また, \AtBeginDvi{\special{pdf:mapfile dlbase14.map}} としても埋め込まれます. なんだか,ノンブルを処理しているときは \specialが有効になっていないような気がしてきたのですが, そういえばdviファイルで\specialが挿入されるタイミングを 理解してません. DVIの中身はよく判っていないので, アスキーのサイトで「DVIフォーマット」の項を読みながら \special{<<special>>} \AtBeginDvi{\special{<<AtBeginDvi-special>>}} を併記したものを処理したdviファイルをdvispcで見ると <<AtBeginDvi-special>> がページ処理の開始(bop)のすぐ後に <<special>> がページ内移動をした後(柱やノンブルを処理して本文を開始したあたり)に 置かれているにあるように見えます. あまり深く考えず漠然と使っていたのですが,\specialの用法はこのあたりを念頭に したほうが良い気がしてきています. このあたりご教授いただける方がいらっしゃたら幸いです.

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