名前: ZR 日時: 2011-01-14 09:42:15 IPアドレス: 119.104.58.*
>>55556 >簡単に検索した範囲では既存のパッケージが見つからなかったので, >難しい処理になることは分かっていましたが,かなり難しそうです. ちなみに、 (>>55554) >(方針 2) 行長を測定したい箇所の直後にダミーのディスプレイ数式を置き, >その中で \predisplaysize を用いて行長を見積もる. を利用している例として、tabto パッケージ(Donald Arseneau 氏作) があります。 CTAN:/macros/latex/contrib/tabto/ あと、全く余談ということになってしまいますが、 pdfTeX および XeTeX では「指定した箇所の、実際に組版された版面内 での絶対位置」を得る機能(\pdfsavepos)があります。 # PDF直接出力とは無関係なので、DVIモード(つまり latex コマンド) # でも使えます。なお「位置」が判明するのは shipout 時なので、 # \pdfsavepos を使う場合は必然的に 2 パス処理になる。 そして、これを利用して、「現在の行の残りの幅を得る」という機能を 実現した linegoal パッケージ(Florent Chervet 氏作)があります。 CTAN:/macros/latex/contrib/linegoal/ 以下は linegoal の使用例。 %<linegoal-sample.tex>---------- \documentclass[a4paper]{article} \usepackage{linegoal} \newdimen\myTempDim \def\putRestBox{\myTempDim=\linegoal \framebox[\myTempDim][l]{\the\myTempDim}} \begin{document} A quick brown fox jumps {\putRestBox} over {\putRestBox} the lazy dog. {\putRestBox} \end{document} %<EOF>--------------------------
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