名前: 藤田 日時: 2010-09-26 12:01:20 IPアドレス: 61.124.98.*
藤田@湘南情報数理化学研究所です 化学構造式描画システムXyMTeX バージョン5.00をホームページ http://xymtex.com/におきました． 今回の追加機能は次の二つです． (1) PDF対応モード新設 これまでは，TeX/LaTeXモードとPostScript対応モードをサポートしていましたが， 今回のバージョンアップでPDF対応モードを新設しました． この結果，XyMTeXのコードを含んだtexファイルから生じたdviファイルを， dvipdfmxにより，直接に(PostScriptファイルを経由せずに)PDFに変換する ことができるようになりました． --a) TeX/LaTeXモード LaTeXのpicture環境とepicパッケージで描画(サポートしていない機能もある)． \usepackage{xymtex} --b) PostScript対応モード LaTeXのpicture環境とPStricksパッケージのグラフィックスを組み合わせて描画． \usepackage{xymtexps} dvi --> ps --> pdf --c) PDF対応モード LaTeXのpicture環境とpgfパッケージのグラフィックスを組み合わせて描画． \usepackage{xymtexpdf} dvi --> pdf これまで試したところ，生じたPDFファイルのサイズについて，c)のほうが b)の2倍から3倍程度になるようです． 三つのモードに応じて，chemist, chmst-ps, chmst-pdfパッケージを用意してあります． (2) 部分カラー化機能の新設 構造式の中の特定の結合や置換基を着色できる機能を追加しました． 百聞は一見にしかず，次にサンプルをおいてありますので，ご覧ください http://xymtex.com/fujitas3/xymtex/xym500/xympdf/coloredsample.pdf 更新月日が10/01になっていますが，予定より早くできたので，本日，09/26に 公開します．
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