\textbfと直後の欧文とのアキ

名前: 本田
日時: 2010-07-07 22:15:16
IPアドレス: 218.229.132.*

\documentclass{jarticle} \begin{document} \textbf{いいい}$a$ \end{document} のようなソースを処理すると,$a$の前のアキが削除されるという問題は 比較的よく知られていると思います. これによく似た あああ\textsl{aaa} のような状態のときの「あ」の後ろのアキが削除されるという問題は 乙部さんのjnic.styが取り込まれて解決されていますが, 最初の例におけるような「右側」の問題はどうなのでしょうか? ぶっちゃけた話,jnic.styと同様で \def \check@nocorr@ #1#2\nocorr#3\@nil {% \let \check@icl \relax % \def \check@icr {\ifvmode \else \aftergroup \maybe@ic \fi}% original \def \check@icr {\ifvmode \else \aftergroup \relax\fi}%%HERE!!! \def \reserved@a {\nocorr}% \def \reserved@b {#1}% \def \reserved@c {#3}% \ifx \reserved@a \reserved@b \ifx \reserved@c \@empty \let \check@icl \@empty \else \let \check@icl \@empty \let \check@icr \@empty \fi \else \ifx \reserved@c \@empty \else \let \check@icr \@empty \fi \fi } のように,\maybe@icを殺してしまえば,「右側のアキ」の問題はOKなのですが 今度は「\textit」のように本当にイタリック補正が必要なものがNGになります (当たり前です・・・). イタリック補正が必要になる\text**だけ,\maybe@icが入るオリジナルで 定義するように書き換える, もしくはその逆(\textbfとかを\maybe@icがない版にする), くらいしか手を思いつかないのですが, なにか策を講じられている方, もしくはこのあたりを考察された方いらっしゃらないでしょうか この問題は本質的にはイタリックコレクションと\xkanjiskipの衝突に 起因していると思うのです.ptex側の問題というべきなのでしょうか? 実際, \documentclass{jarticle} \begin{document} {\bf いいい}$a$ \par {\bf いいい\/}$a$ \end{document} なんてすると,二行目はアキがなくなりますので. 悩ましいです・・・・.

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