名前: psitau 日時: 2010-02-15 23:36:27 IPアドレス: 114.17.187.*
>>54531 既にZRさんからの解答が書かれていますが,補足を含めて書いておきます. OTFパッケージの開発目的はMac OS Xに付属するヒラギノを使うためでした. 従って,明朝体がW3, W6の2シリーズ,ゴシック体がW3, W6, W8の3シリーズ, 丸ゴシック体がW4の1シリーズの構成となっています.(明朝体にはW2用もありますが……) 開発当時はAdobe Japan 1-5のグリフを持つフォントは小塚明朝体とヒラギノくらいしか なかったと思います. で,hiraminw3-hなどはプロポーショナルな仮名のためのTFMです. ですから,プロポーショナルな仮名はヒラギノ以外には使えません(使えますが意味がありません). その後,モリサワやフォントワークスがAdobe Japan1-5のグリフを持つフォントを 発売したときに,それぞれに対応したパッケージを作っても良かったのですが,私自身が各フォントを 持っていないのと,需要があまりなさそうだったので作りませんでした. moripropはProフォント(AJ1-4相当)のメトリックを元に作られています. Pr5やPr6のフォントのメトリックとは違うかもしれません(当該フォントを持っていないので 分かりません). 結論としては,OTFパッケージのすべての機能を使うにはヒラギノを使って下さい. プロポーショナルな仮名を使わない場合は好きなフォントを使って下さい. 従属欧文はOTFパッケージで提供している機能ではないことにご注意下さい. hirapropはヒラギノ,moripropはモリサワのProフォント専用です.
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