Re: texshopでgnuplottex

名前: H-Ogawa
日時: 2010-01-11 02:07:07
IPアドレス: 202.157.29.*

>>54329 TeXShopは本来はpdftexをエンジンとして使うものなので、latexの環境設定ではpdflatex (と、与えるオプション引数)を指定するようになっています。そのため、platex→ dvipdfmxを使いたい場合には、両者を連続的に処理するスクリプトなりを作成して、それ を指定します。TeXShopにはplatex2pdfなどのスクリプトが付属しているのですが、それが 現在のptetex3のplatexでは引数の仕様が変わっていて、エラーになってしまうので、私の パッケージには代替スクリプトを入れてあります。が、これはごく簡単なものなので、オ プションの引数を与えることはできず、環境設定欄では単にスクリプト名を指定するだけ になります。 このため、-shell-escapeを用いたいのであれば、texmf.cnfをご指摘のように書き換え るか、以前のスレッドにあったようにスクリプトの該当部分に-shell-escapeを書き加え てしまうか、あるいは、スクリプトそのものを、環境設定で与えられたオプションを処理 できる、より高度なものに改良するか、になります。 そういった事情で、texmf.cnfを書き換えたら、環境設定のLaTeX欄には、スクリプト名 (dotexshopないしXtexshop)のみを入れ、ここにオプションを加えてはなりません。 なお、常に-shell-escapeを指定してしまう危険を避ける、最も簡便な方法は、TeXShopで は常時使うスクリプトと、「パーソナルスクリプト」なるものとを別に設定して、それぞ れを呼び出してのタイプセットができますから、texmf.cnfを書き換えてしまうのではなく 付属のスクリプトをLaTeX欄に、付属スクリプトに-shell-escapeを書き加えたものを「パー ソナルスクリプト」に、それぞれ指定しておくことです。スクリプトが様々なオプション を受け取れるように改造したら、便利ではあるでしょうが、それだとLaTeX欄でオプショ ンを与えた設定にしておくこと、つまり常にオプションが効く状態になることになり、 -shell-escapeの場合、texmf.cnfを書き換えるのと危険度は変わりません。

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