名前: 本田 日時: 2009-10-10 12:38:14 IPアドレス: 220.147.90.*
>>53818 >逆引きをしたい時に、良い方法がお教え下さい。 今だったら， 吉永氏の「LaTeX2e辞典」（翔泳社，2009） あたりをじっくり探すというところでしょうか． 藤田さんの『LaTeX2e コマンドブック コマンドブックシリーズ』 （ソフトバンクパブリッシング，2003） あたりもいいでしょう． ＃こういうマクロ寄り・カスタマイズ向きのことは ＃技術評論社「標準コマンドポケリ」に書いたんですけど， ＃カウンタの分岐とかまでは書き（書け）ませんでした． 本格的にやるんなら， TeX By Topicは必須でしょうか． 本当はTeX Bookもあるといいけどもこっちは入手困難． そして，求めたい仕組みに似ている 「既存の基本的なマクロ」を見つけるのがポイント． それを手がかりにして，そのマクロを解体・分析して ほしい機能を実現する． そして，マクロの定義はクラスファイルやlatex.ltxに書かれていることを 知っておくといいのです． ＃このあたりの呼吸の取り方は ＃藤田さんの「LaTeXマクロの八街」に詳しいです． ＃オンライン版が存在しています． 今回の場合，\if@openrightと「偶数・奇数の判断」がポイントで， openrightをクラスファイルで検索すればopenanyは見つかったはず． そして，openrightで\cleardoublepageがあること， openright=右始まり，\cleardoublepageは偶数・奇数の判別をしてるということから \cleardoublepageを見れば「偶数・奇数の判別」方法がわかり， latex.ltxを検索すれば，\ifoddといういかにもなものがあることがわかります．
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