Re: {}を使わずに繰り返し処理

名前: .
日時: 2009-09-28 13:17:19
IPアドレス: 59.134.169.*

>>53759
\def\x#1{[#1]\x} とでもすれば，
\x ABCDE
→ [A]\x BCDE
→ [A][B] \x CDE
……
となることはおわかりでしょうから，
問題は「終端の判定」をどうやるかということになりますね．

例えば，「\futurelet を用いて直後のトークンを調べる」という方法を
用いると次の例のようなことが可能でしょう．

\documentclass{jarticle}
\makeatletter
%%% 空白文字あるいは改段落箇所を終端とする例
\def\myloop{\futurelet\mylooptemp\@myloop}
\def\@myloop{%
   \let\myloopnext\relax
   \ifx\mylooptemp\@sptoken \else%%% \@sptoken は空白トークンのコピー
      \ifx\mylooptemp\par \else
         \ifx\mylooptemp\egroup \else%%% (*)のような場合への対処
            \let\myloopnext\@@myloop
         \fi
      \fi
   \fi
   \myloopnext}
\def\@@myloop#1{[#1]\myloop}
\makeatother
\begin{document}

\myloop ABCDE XYZ

\myloop 愛猫家連盟

{\bfseries\myloop abcde}%%% (*)
\end{document}

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