名前: 本田 日時: 2009-06-25 18:48:07 IPアドレス: 61.194.13.*
\DeclareFontShape{JY1}{mc}{m}{n}{<-> s*jis}{} \documentclass{jarticle} \begin{document}\parindent0pt %: $あ($% ■■■ \showboxdepth3 \setbox0=\hbox{■:■} \showbox0 \end{document} このようなファイルをplatexで処理します. すると, \hbox(7.77588+1.38855)x33.67752, yoko direction .\JY1/mc/m/n/10 ■ .\penalty 10000(for kinsoku) .\glue(refer from jfm) 4.81107 minus 4.81107 .\JY1/mc/m/n/10 : .\glue(refer from jfm) 4.81107 minus 4.81107 .etc. という内容のログがかかれます. 一方,最初にコメントアウトしてある「:」を復活させると \hbox(7.77588+1.38855)x28.86646, yoko direction .\JY1/mc/m/n/10 ■ .\penalty 10000(for kinsoku) .\glue(refer from jfm) 2.40553 minus 2.40553 .\JY1/mc/m/n/10 : .\glue(refer from jfm) 2.40553 minus 2.40553 .etc. という内容のログがかかれます. つまり,「:」の有無で「■:■」の組み版結果が変わります. これは「:」があるときの結果が正しいものです. 「:」がないときは,横のグルーが大きすぎます. 実際, ■:■はCHARSINTYPEは0,3,0であって jis.tfmでは (GLUEKERN (LABEL O 0) (GLUE O 1 R 0.481108 R 0.0 R 0.481108) (GLUE O 3 R 0.240554 R 0.0 R 0.240554) ・・・ (LABEL O 3) (GLUE O 0 R 0.240554 R 0.0 R 0.240554) ・・・ です.「:」なしの「大きすぎるグルー」はjis,tfmの値とは 異なりますし,実際「:」の前後が広すぎます. 奥村先生の「TeXを使おう」のページのTeXで再現します. plain pTeXでもこれは以下のソースで再現します. \font\aa=jis \aa \textfont\minfam=\aa %: $あ($ ■■■ ■:■ \bye たぶん, 組み合わせを考えればmin10でも同様の現象が再現するのではないか, とも思いますが,min10は複雑すぎてわかりません.
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