名前: 富山 日時: 2009-01-15 20:20:01 IPアドレス: 220.208.152.*
再びお世話になります。齋藤修三郎先生の OTFパッケージ について質問させて下さい。 OTFパッケージは基本のヒラギノ五書体の他に、 otfextra として次の二つの書体が使えるようになっています。 \mcfamily\ltseries ヒラギノ明朝 Pro W2 \gtfamily\ebseries ヒラギノ角ゴ Std W8 折角このようなコマンドが用意されていることですし、 基本の五書体以外の書体も使いたい場面があるので、 この二つの中身を置き換えて使用したいのです。 具体的には次のように置き換えたいと思っています。 \mcfamily\ltseries ヒラギノ行書 Std W4 \gtfamily\ebseries ヒラギノ行書 Std W8 \gtfamily\ebseries の方は Std とStd のためか、特に問題なく置き換えられました。 一部使えない文字(文字化け?)があるようですが、当方の使い方では問題になるほどではありません。 実用上の問題が出て来たのは \mcfamily\ltseries の方で、 Pro と Std という収録字数の違いのためかエラーになってしまいます。 ** WARNING ** CIDFont: No usable CID-keyed font found for "HiraMinPro-W2.otf". ** WARNING ** CIDFont: Trying default font for "Adobe-Japan1". ** WARNING ** CIDFont: "KozMinPro-Regular-Acro" will be used. 一応、フォント製作ソフトで「 ヒラギノ行書 Std W4 」を Pro の字数で一括コピーしたものなら、 エラーにはなりませんでした。しかし、漢字部分は正しく表示されても(文字化け?無し)、 ひらがな部分が非表示になってしまって、実質的に使えませんでした。 このような問題を何とか解決する方法はないでしょうか。 そんなに多用する書体ではないので、\gtfamily\ebseries と同じ程度に使えれば良いのです。 正規の使い方ではないので難しいかもしれませんが、 解決する方法が存在するならば、どうか知恵をお貸し下さい。お願い致します。 環境 WindowsXP SP3 , 美文書作成入門(第三版)付属の LaTeX と OTFパッケージ と dvipdfmx ヒラギノ基本六書体パック , ヒラギノ行書 W4・W8 以下がテストに使っているヒラギノの書体見本です。 \documentclass[landscape,a4j,12pt]{jreport} \AtBeginDvi{\special{papersize=\the\paperwidth,\the\paperheight}} % PDFで用紙のサイズを認識させる \usepackage[deluxe,expert]{otf} % 和文ヒラギノ \pagestyle{empty} % 用紙の設定 \hoffset -65pt \textwidth 720pt \textheight 683pt \makeatletter % 奥村先生のルビマクロ \providecommand{\rubyfamily}{} \def\kanjistrut{\vrule \@height0.88zw \@depth0.12zw \@width\z@} \newcommand{\ruby}[3][0zw]{% \leavevmode \dimen1=#1\relax \dimen3=\f@size\p@ \setbox1=\hbox{#2}% \setbox3=\hbox{\rubyfamily\fontsize{0.5\dimen3}{0pt}\selectfont #3}% \ifdim\dimen1=\z@ \ifdim\wd1>\wd3 \dimen1=\wd1 \else \dimen1=\wd3 \fi \fi \hbox{% \kanjiskip=0pt plus 2fil \xkanjiskip=0pt plus 2fil \vbox{% \hbox to \dimen1{\rubyfamily \fontsize{0.5\dimen3}{0pt}\selectfont \kanjistrut \ifdim\dimen1<\wd3 \hss\unhbox3\hss \else \hfil\unhbox3\hfil \fi }% \nointerlineskip \hbox to \dimen1{\kanjistrut\hfil\unhbox1\hfil}}}} % ヒラギノの書体見本 \newcommand{\hiragino}[4]{% \makebox[10zw]{#1 #2}% \hspace{2.0zw} {#1 \ruby{天}{てん}\ruby{\CID{8580}}{じん}\ruby{地}{ち}\ruby{\CID{7659}}{ぎ}} % {#1 あおうえい} % {#1 アオウエイ} % {#1 \ajKuroMaru{100}}{#1 \ajLig{キロ}}% \hspace{5.0zw} {#1 #3} \\ \hspace{12.0zw} {#1 りい}{#1 \scriptsize (横書)} % \mbox{\tate{#1 り}}\mbox{\tate{#1 い}}{#1 \scriptsize (縦書)} % \ruby{#1 御灸}{#1 おきゅう} \hspace{8.0zw} {#4} \\ \hspace{12.5zw} {#1% \UTF{9DD7} % \UTF{9592} % \UTF{9AD9} % \CID{7652} % \CID{13706} % \ajMayuHama % \ajTatsuSaki% } \\[2.0zw] }% \makeatother \begin{document} \vspace*{-4.0zw} \noindent \hiragino{\mcfamily}{\textbackslash mcfamily}{ヒラギノ明朝 Pro W3}{} \hiragino{\bfseries}{\textbackslash bfseries}{ヒラギノ明朝 Pro W6}{} \hiragino{\gtfamily}{\textbackslash gtfamily}{ヒラギノ角ゴ Pro W3}{} \hiragino{\gtfamily\bfseries}{\textbackslash gtfamily\textbackslash bfseries}{ヒラギノ角ゴ Pro W6}{} \hiragino{\mgfamily}{\textbackslash mgfamily}{ヒラギノ丸ゴ Pro W4}{} % 以下の二つの書体の内容を変えたい \hiragino{\mcfamily\ltseries}{\textbackslash mcfamily\textbackslash ltseries}{ヒラギノ明朝 Pro W2}{(これを「 ヒラギノ行書 Std W4 」として使いたい)} \hiragino{\gtfamily\ebseries}{\textbackslash gtfamily\textbackslash ebseries}{ヒラギノ角ゴ Std W8}{(これを「 ヒラギノ行書 Std W8 」として使いたい)} \end{document}
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