名前: . 日時: 2008-10-20 11:32:13 IPアドレス: 59.134.169.*
>>52167 ＞\begin{testone}[] ＞ & & {\sqrt{n^2 + 1}} - n \cr ＞ & = & \sqrt{n^2 + 1} + n ＞\end{testone} の場合，\testone の第 2 オプション引数の読み取り時に \@let@token が & のコピーになってしまいます． その状態のままで \sqrt に伴って現れる \@ifnextchar の展開結果に \@let@token（= &）が現れると，\halign の各配列項目の範囲が誤認されるようです． %%% もっとも，「なぜ testone 環境内の 1 行目のように {，} で囲むと %%% エラーが生じないか」という点についてはもう少し調べないと判然としませんが． %%% 「\halign の中の & はグルーピングを考慮する」ということに基づいて %%% 理解できなくもないようです． ここでは，array 環境などと同様にオプション引数の後に何らかの必須の引数を 導入するか，amsmath パッケージが用いているような「空白文字をスキップせずに 次の文字を調べるマクロ」を用いるとよいのではないでしょうか． %%% なお，array 環境や tabular 環境でこの種の問題が生じないのは， %%% \begin{array}[c]{lcr} や \begin{array}{lcr} のように必ず必須の引数があり， %%% オプション引数の有無によらず \@let@token が & のような「危険な」ものに %%% なった状態で \halign を処理することにはならないことによるものと思われます．
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