Re: dvipng と日本語

名前: ZR
日時: 2008-06-29 12:21:01
IPアドレス: 122.16.117.*

>>51690 dvi2dvi を通して pTeX の DVI を dvipng に通すことを試してみました。 ・jTeX の subfont を使う場合 - W32TeX のインストールに jtex-... と dvitools-... と ttf2pk-... を含める。 - 私のサイト(下記)から「JXempt パッケージ」を取ってきて、それに 含まれる UniDVP.sfd を $TEXMF/fonts/sfd// に入れる。 - ttf2pk のフォントマップ($TEXMF/fonts/map/ttf2pk/ttfonts.map) に以下の内容を追加する。 %---------------- dm@UniDNP@10 msmincho.ttc Fontindex=0 dg@UniDNP@10 msgothic.ttc Fontindex=0 %---------------- - vf-n2bk.tar.gz をインストールしている場合は、これに含まれる VF ($TEXMF/fonts/vf/mling/nttsub/ にある)を見えないようにして おく。これがあると、jTeX のフォントを ttf2pk が pTeX のものに 戻そうとして失敗してしまう。 - これで、pTeX の DVI foo.dvi を次の方法で PNG に変換できる。 %---------------- dvi2dvi -F a2n foo.dvi > foo-j.dvi dvipng foo-j.dvi %---------------- この方法を用いた場合、min10 系のフォントは完全に正しい出力になりました が、jis 系のフォントは約物の位置がおかしくなりました。どうやら、 vfdev.a2n/jis.vf に含まれる、メトリック修正の値が少しおかしいようです。 これでもよいのですが、特に jTeX の subfont (UniDNP) に拘る必要はない ので、一般的に欧文用のツールで CJK を扱うのに常用される Unicode の subfont に変換する方法を実装してみました。これについては、私のサイト の「PXtosb パッケージ」にまとめたので、それを見てください。 ※ 私のサイト「En toi Pythmeni tes TeXnopoleos[電脳世界の奥底にて]」 以前から、「和文 VF の展開ができるソフトウェアがあれば pTeX で dvipng が使えるのだが」と思ってたのですが、これですっきりしました。 有難うございました。 ところで、この方法は他の「和文 TFM は通らないが、subfont なら通る DVI ウェア」にも適用できるはずですが、そのようなソフトウェアの例はあるの でしょうか。また、他に dvi2dvi の応用例はあるのでしょうかね。 # upTeX の DVI に対して、VF を展開すると、>>51610 で述べた dviout の # 制限仕様を回避することができます。(半角カナは除く。)

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