「仁丹の町名看板をよすがに京めぐり」〔第5弾〕

名前: 藤田
日時: 2008-03-21 22:24:09
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藤田@湘南情報数理化学研究所です. 「仁丹の町名看板をよすがに京めぐり」のシリーズ第5弾として 第11回 下京繁華街の旧跡 第12回 源融の河原院と下寺町 http://xymtex.com/kyomeguri/ を公開しました. 第11回は,西は富小路通,東は寺町通,北は四条通, 南は高辻通に囲まれた界隈をめぐります.ここは京都市下京区の繁華街の一角です. 寺町通にはその名の通り,たくさんの寺があります.四条通に面した冠者殿社に まつわる話として,源義経を狙った土佐坊昌俊がでてきます. 第12回は,第8回でめぐったところの南の地域です. この回の前半は,五条通の南,鴨川と河原町に挟まれた地域. 源融の河原院にまつわる話を集めます.源融は,『源氏物語』の光源氏のモデルと いわれている人物.河原院は,光源氏の邸宅「六条院」のモデルとなっているとも いわれています.折りしも2008年は,『源氏物語』千年紀. 後半は下寺町.正式の町名である本塩竃町は,源融が河原院 にしつらえたとされる塩竃の景にちなむもの.ここにもたくさん寺院が集まっています. その中でとくに由来のあるのが長講堂.この寺のつながりで,後白河法皇と平家物語が 出てきます.市比売神社も話題にことかかないところです. そのほかのところも,「知る人ぞ知る」です. 例によって, ホームページのTeX/LaTeXのところで 公開している縦組スタイルファイルを使って組版したものです. これまでに #50097 第1弾 第1〜4回 #50509 第2弾 第5,6回 #50657 第3弾 第7,8回 #50996 第4弾 第9,10回 を公開していますのであわせてご覧ください。

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