名前: . 日時: 2008-03-10 13:47:39 IPアドレス: 59.134.169.*
>>51094 「イレギュラーな箇所」では,番号を一時的に変更すればよいわけです. 例えば,次の例のような記述を行うとどうでしょうか. \documentclass{jbook} \newtheorem{THM}{定理}[chapter] \begin{document} \chapter{序論}\label{chap:preliminaries} 本稿で証明するのは,以下の定理である. \begingroup \renewcommand*\theTHM{\ref{thm:main}} %%% 一時的に,THM 環境の番号を「『thm:main』というラベルを参照したもの」に変更. %%% \newtheorem{THM}{定理}[chapter] の際に「THM」という名称の %%% 「LaTeX のカウンタ」が定義されているという点,および %%% 「LaTeX のカウンタ」の取り扱いの一般論(例えば,「THM という名称の %%% LaTeX のカウンタの値を文字列化して出力するコマンドは \theTHM となる」 %%% といった点)については,然るべき参考書を参照してください. \begin{THM} 猫と人間の価値に関して,次の不等式が成り立つ. \[ \mathop{\mathit{Value}}(\mbox{猫}) \geq \mathop{\mathit{Value}}(\mbox{人間}) \] \end{THM} \endgroup \addtocounter{THM}{-1} %%% ↑上記のイレギュラーな番号付けを行った THM 環境ではカウンタ THM の値を %%% 進めなくてもよいので,余分にカウントされた分を減らします. \begin{THM} この章での最初の定理. \end{THM} \chapter{本論}\label{chap:main} 本章では,序章でものべた,次の定理に証明をあたえる. \begin{THM}\label{thm:main} 猫と人間の価値に関して,次の不等式が成り立つ. \[ \mathop{\mathit{Value}}(\mbox{猫}) \geq \mathop{\mathit{Value}}(\mbox{人間}) \] \end{THM} %%% (中略) \end{document}
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