名前: 稲垣 日時: 2007-12-04 18:57:38 IPアドレス: 59.85.169.*
>>50360 50357 ZR さん お心遣いありがとうございます。 いつも詳細なコメントをいただきありがとうございます。 ご指摘いただいた箇所は次版に反映させていただきます。 > 例えば、もし想定している環境が「pLaTeX2e」あるいはもっと限定して「pLaTeX2e > で jclasses/jsclasses 使用時」に限られるのなら、それを明示すべきだと私は > 考えます(「pLaTeX 等の日本語の扱える LaTeX」と書くのでなく)。後は使う側の > 判断で upLaTeX や jLaTeX を試せばいいでしょう。 ご指摘のとおりです。修正します。 (私が何かとんでもない誤解をしているのでは,という危惧があるのですが…) > - 文書の途中でキャプション言語を日本語と他言語の間で切り替えることを > 想定しているか? この点について私は「Babel は想定していない」と思っています。同一文章内で キャプションの表示方法が替わるのは不自然です。 第1章 図1 Chapter 2 Figure 2 Kapitel 3 Rysunek 3 このような組版を許す編集者はいないでしょう。Babel ではたまたま他言語と 切り替えた組み方ができるだけ,と考えています。 > - 「日本語に適したレイアウトを持つがキャプション言語が日本語でない文書 > クラス」に対して「japanese を指定してキャプション言語を変更する」と 「キャプション言語が日本語でない文書クラス」というと,基底言語は日本語では ないので,日本語のキャプションを付けるのはやはり不自然と考えます。 # \usepackage[english,german,japanese]{babel} とした際に重要な点は日付や # キャプションではなく英語とドイツ語のハイフネーション処理でしょう。 # 私が作成した sample はここで言っていることと矛盾しています。書き換える # ことにします。 > になりそうです。あと、japanese は他の更なる拡張の為の枠組を与えているとも > いえそうです。(例えば >>48895 の最後にある設定等。) 私は \disablecjktoken / \enablecjktoken について理解していないので コメントすることができません。 # Babelの「多言語」とは,1つの文章内で多数の言語を扱えることもさることながら, # non-English langugages # non-Latin alphabetic script # を共通のシステムの下で取り扱うことができる点にこそ意義があると思っています。
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