Re: upTeX-0.16

名前: 本田
日時: 2007-11-10 08:55:00
IPアドレス: 220.147.90.*

>>50159 OTFの方針,fmで88:12,サイズは10pt,補正はマクロで に賛成です. 現在のmin10/jisの「謎の数字」9.62216は,開発当時に 大日本印刷のフォント(具体的に何かは知りません)と CMとがつりあうサイズを大きな紙に大きく出力して調整した値である という話をその作業をされた方から聞いたことがあります. 「まさかこんなに長く使われるとは思わなかった(^^;;」とのことでした. たしか・・・1999年くらいのことです. 斎藤さんがOTFでばっさり「10pt」tfmを採用したときに 「おおっ」とか思いました(^^; 組版屋からすれば,この9.62216はかなり厄介な存在で, 何のきなしに,13Qを指定して,版面横40文字なんてのを \textwidth40zwなんてやってしまうと もう印刷事故まっしぐらです(^^; #実際はきちんと複数の方法で実測しますけどね,もちろん どこのTeX組版屋も当然マクロでいろいろ補正をかけるのですが, その計算が厄介で,内山さんがおっしゃるようなVFでの二重補正を マクロの段階でやってしまう可能性もあったりします. \DeclareFontShapeで補正をかけて, さらに補正をかけた単位のdimenまで作って使ってしまうことです. いっそ,「10ptは10pt」がメインで, min10/jis互換が必要なときは9.62216倍を敢えてする (マクロでもtfmの切り換えでも)の方が すっきりするように思うのですが,いかがでしょう.

この書き込みへの返事:

お名前
題名 
メッセージ(タグは <a href="...">...</a> だけ使えます。適宜改行を入れてください)