名前: uchiyama 日時: 2007-11-10 08:07:42 IPアドレス: 124.97.29.*
>>50159 88:12は、商業印刷まで考慮すれば、PostSctiptフォントや中身がPostScriptの OTFでしょうから(商業印刷でなくてもPDFを小塚明朝などで表示・印刷する場合も)、 適切であると考えています。PostScriptフォントは、ベースラインの位置が そこにあります。本来、jis.tfmは、特定の書体に基づいているわけではありませんが、 商業印刷まで可能なことを考慮すると、88:12をあえてずらす必要がないはずです。 現状のdvipsは、VFで補正をしない限り、ベースラインを88:12の位置で文字を きます。つまり、TFMのCHRHTとCHARDPを参照しません。ベースラインの補正を しなくても特に問題がないというのがアスキーの担当者の考え方でした。 0.962216倍はマクロで実現するべきです。TFMで0.962216倍されていると、 マクロで任意の倍率するときに、常に0.962216がかかっていることを考慮して 倍率を決めなければなりません。でしたら、最初から0.962216倍しない方が 無用なバグを生むことが少なくなるでしょう。OTFでは、過去に0.962216倍が 2回かかってしまう不具合(特定の文字だけだったかも)がでたことがあります。 特に、dviwareでは、VFを使うこともあり、VFからTFMが存在するフォントはもちろん、 VFを呼ぶこともできますから、TFMで倍率が指定されていると、予期せずその倍率を 2回、3回とかけることが発生します。そういう複雑さを避けるためには、TFMでは 1倍にしておく方が都合がよいのです。
この書き込みへの返事: