Re: uptex-0.11

名前: ZR
日時: 2007-08-23 15:55:22
IPアドレス: 59.140.98.*

>>49188 そちらの考えはよく解りました。大変示唆に富むものだと思います。開発者の 管理維持能力は有限であるから、常にそれを頭に入れて、時には「機能拡張の 欲望」を制しなければならないということでしょうか。 upTeX の開発において「pTeX との互換性を高めるのが望ましい」というクライ テリアを持った時、それは「維持可能性を鑑みて複雑度を上げたくない」と いう時に相反する基準と秤にかけて落とし所を模索することになるのでしょう。 \jis 系プリミティブの場合、私の判断はこうなります。 JIS → Unicode の変換は固定の単一の変換表のみをサポートし、それに従い \jis を動作させる。 これが恐らく土村さんの「pTeX + UTF-8」からの変更が最小となる解でしょう。 この場合、フィルタ使用時には、フィルタによる変換と \jis の変換が食い違う 可能性があり、その意味でこの \jis は完全ではありません。しかし完全にする のはたとえ可能としても多大な変更を伴うので諦められるでしょう。 >「\jis なんかを廃止までせずとも、 >機能は残すが、細かな文字表の違いまでの動作保証はしない」 >ぐらいでも、互換性に傷がつくとは思えませんが、どうでしょうか。 互換性は有か無かの二値ではなく「程度」の問題ですから、上で述べた不完全 な \jis で互換性は「十分高い」と判断します。 >> # 含めた「方法論」です。例えば、安田さんは藤田先生の縦組マクロを upTeX >> # で動作させるのに数行直さなければなりませんでしたが(>>49165)、これで ># マクロを数行直すことが許されるのなら、 ># 数行の perl スクリプトで変換することは許されませんでしょうか。 ># \jis → \ucs に変換するぐらいは perl の数行で十分です。 勿論それで構いません。しかし「一行も直さなくて済む」ケースが多くなる方が ベターです(上の私の引用部分のものとは別個の観点です)。一行でも直せば、 それは(個人管理の範囲内でも)傍流を生むことになるので。 ところで、\jis について、現状の実装ではそれが複雑度を上げる要因にならな いとしても、将来に重荷になる可能性があります。互換性のクライテリアを 採らない場合には、これを以て \jis を廃止すべきだという議論もあり得るで しょう。私は互換性を採るので、総合的な判断として上のようになります。

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