名前: ZR 日時: 2007-08-16 01:11:22 IPアドレス: 59.140.98.*
>>49111 実は、つい数時間前に土村さんのサイトを見ていて、丁度この話題が上がって いたことに気づいていました ;-) Unicode の段階で VF でリマップして AJ1 への対応を変更する場合には、次の ようにすればよいかなと考えています。 - 現在の変換先が全角幅のグリフである場合はそのままにする: その Unicode 文字は ujis で使用可能だからなるべく Unicode での区別を尊重する。 - それ以外(全角幅でない、対応グリフがない)の場合は、適当な全角幅の グリフに変更する。 - ただし、U+2012, U+2013 の変換先は全角幅ではないが半角幅として使用 可能(プロポーショナルでない)であり、JIS 213D をこれらに変換する実装 は見当たらないので、これらの変換先は変更しない。 以上に従うと次のように VF でマップすればよいことになります。 (? は実装が未確認の変換に相当するもの) <JIS 2126> U+2022 -> U+30FB ? U+2219 -> U+30FB ? U+22C5 -> U+30FB ? <JIS 2131> U+203E -> U+FFE3 <JIS 2141> U+223C -> U+FF5E ? U+223E -> U+FF5E ? <JIS 2142> U+2225 -> U+2016 <JIS 2143> U+2223 -> U+FF5C ? <JIS 2144> U+22EF -> U+2026 <JIS 216F> U+00A5 -> U+FFE5 <JIS 2171> U+00A2 -> U+FFE0 <JIS 2172> U+00A3 -> U+FFE1 <JIS 224C> U+00AC -> U+FFE2 \jis"2142 の "2225 から "2016 への変更は特に必要ではないでしょう。ただ JIS X 0213 を念頭に置いている(直接扱わないとしても)のなら、次の事情も 考慮に値するでしょう。 JIS X 0208 では「双柱」と「平行」は包摂されて "2142(1-34) にある のに対して、JIS X 0213 では「双柱」(1-1-34) と「平行」(1-2-52) は 別の文字として扱われている。 >ちょっと別の話ですが、 >似たような話で困っているのが ><“>(JIS1-1-40(0x2148) U+201C) ><”>(JIS1-1-41(0x2149) U+201D) >です。 >H, UniJIS-UCS2-H ではCID672, CID673と全角幅に対応していますが、 >UniJIS-UTF16-H など新しいものではCID108, CID122と狭い幅のものに対応しています。 >tfmに準ずるにはCID672, CID673の全角の方が都合がいいのですが >CMapの新しい標準では違ってしまいます。 >さてどうしましょう UniJIS-UTF16-H の urml とは別に、H か Identity のフォントを用意して、 この 2 つから VF を作るという策はすぐに思いつきますが、あまりやりたく ないですね。検討してみます。
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