Re: 横長PDFファイルの作成 補足

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日時: 2007-08-09 23:31:33
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>>49006 >\special{papersize=A4L} これは,“dviout に対する”用紙サイズ・紙面の向きの指定で, dvipdfmx はそれを理解できない,というだけのことです. したがって,この指定を適用した状態で作成した dvi ファイルは “dviout での閲覧用の”dvi ファイルです. 今の場合は“dviout での閲覧用の”dvi ファイルを用いたのでは dvipdfmx での PDF 化はうまく行かない以上,別途 “dvipdfmx での PDF 化用の”dvi ファイルを作成することになります. # 私が,\special を用いるのは「最後の手段」だと書いたのは,そういうことです. # なお,(明示的にしろ暗黙のうちにしろ)\special を使ってしまったら # “dviout での閲覧用の”dvi ファイルなどという形容を必要とする, # “個々の dviware 用の記述が紛れ込んだ”dvi ファイルが生成されるということは # 認識しておくとよいでしょう. ### graphicx,color,hyperref といった,“TeX の機能などではない”処理への ### インターフェイスを用意するパッケージを用いた場合についても同様です. もっとも,\special{papersize=297mm,210mm} という指示を行えば, (充分に新しい)dviout,dvipdfmx の両方とも理解するでしょうけれども. # jsarticle 使用時には,papersize クラスオプションをつけても同じことです # (ということは,ファイル jsarticle.cls を読めばわかります). また,“\AtBeginDvi{\special{papersize=A4L}}”のような記述を入れないで 作成した dvi ファイルであろうと,dviout の設定を変更すれば,A4 横置きで 表示させることはできます. # 充分に新しい版の dviout なら,ツールバーに“Paper”なる項目があるはずです. # 古い版の dviout なら Option -> Setup Parameters をたどって, # プロパティシート上で設定できたはずです.

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