名前: . 日時: 2007-05-01 12:57:18 IPアドレス: 59.134.169.*
>>47830 LaTeX 文書の体裁を変更しようというのであれば,当然, それができるようになるだけの学習を必要とします. # 読むべきものは,この掲示板で最近例示しました. # まあ,既製品が幸運にも存在するのであれば,“その既製品の使いみちを # おさえる”というのも“それ(LaTeX 文書の体裁の変更)ができるように # なるだけの学習”のうちに入りはしますが. そのカスタマイズを“代行”するつもりはありませんので,要点のみ書きます. ・“LaTeX のカウンタ”について学習なさったことはありますか? # 少なくとも,ある LaTeX のカウンタについて,それを文字列化して # 出力するマクロの名称がどうなっているかという点と,文字列化して # 出力する際の形式(\arabic,\alph といった各形式)の指定法は # ふまえておくことになります. ・数式番号あるいは参考文献の番号を数えるカウンタの名称は何ですか? # 各種のディスプレイ数式環境の定義あるいは thebibliography 環境の # 定義を読みさえすればわかります(当然,TeX のマクロの“文法”を # ふまえておく必要があります). # もっとも,“数式番号が equation という名称の LaTeX のカウンタで # 数えられている”という点に言及している文書を目にしたことがあるかも # しれません. # 一方,thebibliography 環境の定義に関しては,実際に使用している # クラスファイルを読むことになるでしょう.結局,list 系の環境の各項目の # 番号付けに用いられているカウンタの名称なので,\usecounter の引数を # みることになるでしょう(ということは,list 系の環境の“一般論”です). ・あとは,数式番号あるいは参考文献の番号に章番号を組み込めばよいと いうことになります. # なお,\@addtoreset を用いて,カウンタ equation の値が \chapter ごとに # リセットされるように設定するのをお忘れなく. # また,thebibliography 環境の各項目の番号付けに関しては, #(thebibliography 環境専用というわけではないカウンタを用いているので) # 番号の形式の変更を thebibliography 環境の開始時に行うことになるでしょう. # jsbook.cls あたりを眺めれば,数式番号については,カスタマイズ例を # 目にすることができることでしょう.
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