Re: babel でラテン語の韻律記号が正しく扱われない。

名前: 栗山雅俊
日時: 2007-03-05 02:54:04
IPアドレス: 220.156.83.*

>>47300 私もZRさんのパッチを試してみました。 ZRさんのパッチのよいところは \ProsodicMarksOn を指定 しなくてもデフォルトで長短記号が使えるところでしょうか。 逆に欠点は数式(=や累乗など)が使えないことですね。 パッチは v2.0g 向けのものなので,v2.0e に適用すると 完全には当たっていない可能性もあります。ただ不具合が なければそのまま使ってもよいかも知れません。 私としては \ProsodicMarksOn を明示的に指定する方が 好きで,catcodeを変更するという,言ってみれば「際どい」 方法を使用する場合には,使用者がそれを「自覚的に」行う 方がベターだと思われるからです。 # Babelの作者も最終的にはこちらの方へ持っていこうと # しているようにも見えます。 またこちらだと \ProsodicMarksOn の環境外のLatin環境内では 数式記号が問題なく使えます。 どちらも一長一短かも知れません。 >>47272 + >>47269 では以下のサンプルが通ります。 ------------- \documentclass{article} \usepackage[latin]{babel} \usepackage[T1]{fontenc} \languageattribute{latin}{medieval} % 中世ラテン語の場合 \languageattribute{latin}{withprosodicmarks} \begin{document} \selectlanguage{latin} 普通の = が($=$ も)表示されません。 $a^b$ もだめです。 \ProsodicMarksOn % 追加 p^ater m=ater \ProsodicMarksOff % 追加 \end{document}

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