Re: \em の強調 (Babel)

名前: ZR
日時: 2007-02-24 23:27:52
IPアドレス: 59.140.98.*

>>47103 前の書き込みでは気軽に Babel に言及しましたが、改めて考えるとちょっと ややこしい話ですね。 結局は、パッケージ作成者の判断に拠るものと考えます。 >> Babel に「日本語」設定を用意する場合には >とは,具体的にどのような設定を想定していらっしゃるのでしょうか。 >安田さんの nippon,あるいは,拙作 japanese に English 環境を >追加する必要があるのでしょうか。 「日本語」設定に "English" をさらに用意するのは論理的に破綻しているよう に感じます。 前の書き込みでは、文書の大部分が日本語で時々(bibliography の中等)英語 用の設定が必要であるという前提で考えたので、その結果、日本語用の \em を 大域的定義としそこから英語用の環境(英語用の \em に変わる)に入るという 構造になりました。 Babel では、必須の設定(\date... や \caption...)以外の \extras... に書く 設定は大域的設定(スタイルで定めた設定)に対する差分として機能します。 だから、「Babel で \emph を設定したい」と考えた時、 \emph の大域的設定は LaTeX の既定のもの(英語に適する)である という前提があれば、 その大域的設定と異なる \emph が必要な言語の Babel 設定(.ldf)では、 \extras... の中で \emph を変更すべき ということになるでしょう。 \addto\extrajapanese{\babel@save\em \let\em\sffamily} しかしここで面倒なのは 日本語用クラス(.cls)使用下では、\emph が最初から日本語用になって いる可能性がある ということです。幸か不幸か、jarticle も jsarticle もそうはなっていない (多分「危なくてできない」のでしょう)ですし、またそういうクラスの存在も 知りませんが、可能性としてはあります。 結局の所、「全ての言語が \emph を設定する」仕様になっていない限りでは、 どんな場合にも正しく動くようにはならないのだと思います。そして、「大概 の場合に上手くいく、不具合が出たら逃げられる」仕組みをパッケージ製作者 が考えることになるのでしょう。(その結果「こちらでは \emph は変えない」 という仕様にすることも可能です。) # 現状のヘブライ語(hebrew)設定とかを確認しましたが、そこでは \itshape # に別書体(本来別ファミリのもの)を割り当てる(\emph もその書体になる)こ # とで済ましているようです。昔の(2003/03/16 以前の) jsarticle もそう # なっていました。

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