なぜTeXか(Re: Type1 と xdvi)

名前: mtv
日時: 2006-10-11 20:36:31
IPアドレス: 220.157.175.*

>>45419 先日のBbさんの情報でAnotherManual安く手に入れることができました。ありがとうございました。 なぜTeXか、ということですが、簡潔に書けるかなぁ。 実は次の目標の一つはWindowsで使えるように、ということがあります。 なのに、なぜ今TeXか、ということですが。 カードに、というのは利用目的のほんの一部で、本来の目的は文章を書くことに有ります。 スタート時の目的は絵本つくり、でした。こんな感じの出力です。 ですので、文字数が多くなるのでインプットの方法が楽でないと厄介なのです。 2月時点での私の知識では無料でフォントを作る仕組みはmfしかなかったし、 mfなら使ってみたかったし、mf以外の方法を探してまで作るつもりにはなれなかったし、 絵本プロジェクトぐらいなら写植担当してもボランティア可能な負荷だろうし、 ということでTeXしか選択肢はなかったのでした。 将来ダラムサラで使うことになっても、数学か物理を専攻した人を捕まえてもらえば済むだろうと。 実はチベット語のインプットメソッドはあります。 私の仕事が一段落した時点で見てくれたネイティブの方が言われるには、2月にダラムサラで公開したとか。 で、少々元気がうせたのですが、でもこれには我々が使うには問題が3つ有ったので、 ここまでできたのだし、やろう ある方いわく「TeXでの手書きチベット文字はこれだけでしょう」 ということで続行しました。 問題とは 1.インプットメソッドの使い方が判らない。チベット語のマニュアルで手が出ませんでした。 2.作られたファイルは見る、印刷することしかできない。検索などの対象にできない。 たとえば r に相当する文字は前後の関係で7種類のグリフが必要です。それらがそれぞれの コードを与えられると、検索はちと困難。 3.母音の重なり防止があるように見受けられない。 上のURLのPDFを見ていただくと一段高いところに細長いグリフがあるのがわかります。 これらが iuoにあたる母音ですが、これらのつく文字が続くと重なってしまい、読めなく なってしまいます。本当の手書きだと適当に変形して重なりを逃げてますが、、、 見本をよく見ていただくとわかりますが、母音のグリフは上下位置、傾き、長さが異なる 物が混じっていて、これの使い分けで重なりをなくしています。 身内に限って言うなら方法を4つ考えました 1.私が写植屋を続ける 2.本文をメールで送ってきたらPDFを返すような仕掛けを用意する。もしくはWWW。 3.覚えてもらう 4.Windowsの普通のソフトで使えるようにする 4.は大分かかりそうなので(というか、インプット方法も含めるとイメージすらまだ)いつになるかわからない ということで、皆さんやる気あるようなので3.で進んで 挫折したら 1.2. と思っています。

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