名前: ttk 日時: 2006-09-28 00:57:12 IPアドレス: 61.210.211.*
>>45125 > --noconvert=-ff,400-52f のようなオプション >>45126 > プリミティブでできて,さらにグループとかで制御 今のptex-utf8の実装方法だと前者の方が圧倒的に楽なのですが、 組版結果に露骨に表れる違いを制御するのに コマンドラインオプションでスイッチするような仕様は、 TeXのポリシーに反しているように思えることと、 後者の方が自由度も使い勝手もよく、あるべき姿だと思えることと、 後者を実装が実現した暁には コマンドラインオプション方式は無駄になってしまいそうな気がするので、 後者を本気で取り組む方が筋がよさそうだと考えています。 具体的には、\kcatcodeを文字(UCS2など内部コード)単位で指定できるようにする、 \kcatcodeが16〜18以外の時には、 行バッファからのトークン化の段階で和文トークン化をやめて utf8の多バイトとして欧文の処理に回す、 \kcatcodeを切り替えれば和文と欧文の切り替えが文字単位で出来る、 という案を考えています。 現在のptex-utf8は、和文と^^ab化の判断は行バッファにつっこむ前に済ませているので、 TeX側からの切り替えは困難です。 改造量は増えるので、実現まで手間と時間は掛かりそうですが、 pTeX+Unicodeが、巨大な日本ローカルTeXで終わるか、良い多言語TeXになるかの分かれ目 のような気がするので、後者を狙ってみようと思います。
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