名前: 角藤 日時: 2006-06-25 10:58:58 IPアドレス: 61.22.250.*
最新の W32TeX では shell-escape 拡張を行っており、--shell-escape オプションの下で例えば以下のようにできるようになっています。 \documentclass{jarticle} \def\sinvalue#1{\input "|perl -e 'print sin(3.14159265358979/180*#1)'"} \begin{document} いくつかの角に対する正弦関数の近似値は以下のようになる。 \[ \begin{array}{|l|l||l|l|} \hline \sin(10^\circ) & \sinvalue{10} & \sin(20^\circ) & \sinvalue{20} \\ \sin(11^\circ) & \sinvalue{11} & \sin(21^\circ) & \sinvalue{21} \\ \sin(12^\circ) & \sinvalue{12} & \sin(22^\circ) & \sinvalue{22} \\ \sin(13^\circ) & \sinvalue{13} & \sin(23^\circ) & \sinvalue{23} \\ \sin(14^\circ) & \sinvalue{14} & \sin(24^\circ) & \sinvalue{24} \\ \hline \end{array} \] \end{document} 拡張内容: openin 時に、ファイル名の最初の文字が | だったら、その後の文字列を コマンドと見なし、そのコマンドの標準出力を読みとるようにする。 openout 時に、ファイル名の最初の文字が | だったら、その後の文字列を コマンドと見なし、そのコマンドの標準入力に書き込むようにする。 この拡張は Taco Hoekwater さんによるもので、次期 TeXLive に採用されて いますが、pdfTeX だけになるかもしれません。 W32TeX では TeX 関係全部で採用しました (XeTeX を除く)。
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