名前: Likota 日時: 2006-04-12 18:37:13 IPアドレス: 203.136.190.*
よく知られたことかも,と一応お断りして.... 昨年発売された Justsystem の「一太郎 for Linux」は, 一太郎 を(同包されている) wine を利用して動作させます。 起動は例えば /opt/jwd/bin/jwd '/opt/jwd/C/Program Files/Justsystem/TARO14/TARO14.EXE' とするといいようです。 さて,この Program Files 下に「dviout for Windows」を展開して /opt/jwd/bin/jwd '/opt/jwd/C/Program Files/dviout/dviout.exe' とするとちゃんと dviout.exe が起動するんですね。 そこで,角藤先生の W32TeX 一式を /opt/jwd/C/ptex にでも展開して, /opt/jwd/C/WINDOWS/Fonts に bakoma.lzh を展開し, 最後に dviout で TEXROOT を Z:\opt\jwd\C\ptex\share\texmf\fonts と設定すれば(default では Z が / になるようです), W32TeX と dviout for Windows が使えるようになりました。 (Debian GNU/Linux testing で動作確認しました。) Windows での TeX 環境をお手軽に Unix 上に築く一つの方法かと思われます。 ただ,一太郎に同包されている wine でなく,素の wine でも可能なのかは判りません。
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