名前: い 日時: 2006-03-23 02:00:13 IPアドレス: 220.146.113.*
>>42212 行であれ、ページであれ、空白は終了の合図です。 行頭のインデントは、たとえ前の行が行末イッパイまで埋まっていても 前の段落がそこで終わっていることを示してくれます。 章の開始を偶数ページと決めた場合、ある章が偶数ページで終わったときに 次の章との間の右側のページが白になります。 左から順にページをくって読み進めてきた読者は、著者の意図に反して、 その空白の存在によって、その章ではなく、その書物そのものが終わったと 感じることになるでしょう。それを嫌って、章は奇数起こしにするか、 偶数ページに追い込んでも良いことにするかどちらかにするのが 通例となってきたのです。 もちろん、何らかの理由で見開きにしたいケースというのはあります。 そのような場合には、見開きを開始する前に前置できるものが見当たらないか 考えることになります。扉、章目次、サマリーなど、適切なものを探します。
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