名前: 栗山雅俊 日時: 2006-03-11 16:03:44 IPアドレス: 220.145.113.*
>>41946 安田亨さん、コメントありがとうございます。 EPSについてはご教授ありがとうございます。 ギリシャ語云々については文献学者の小言で申し訳ありません。 ギリシャ語の講釈となり恐縮なのですが、「鋭アクセント」は フランス語で言うアクサン・テギュです。音節の長さによって アクセントの位置が変わるので、Knuth 先生は曖昧な書き方を したのではないかと邪推しています。 TeX での出力ですが、cm フォント所収のギリシャ文字は数式用 なのでギリシャ語には使えません。 # これを最初に申し上げておくべきでした 出力には最低 Babel とギリシャ語用フォントが必要です。 Babel は W32TeX にデフォルトで入っていますが、cbfont と type1ec.sty は CTAN からダウンロードする必要があります。 cbfonts type1ec.sty ギリシャ語出力に必要な最低限のサンプルを挙げます。 ご参考になれば幸いです。 #「現在ギリシャ語云々」とはちょっと誤解を与える表現でした。 # 少なくともここ数百年の間の「現在」です。 以下サンプル ---------------------------------------- \documentclass{jsarticle} %\usepackage[T1]{fontenc} % ECフォント(8bit)用 %\usepackage{txfonts} % times系を使う場合 \usepackage[greek,english]{babel} % 必須 \usepackage[10pt]{type1ec} % cbfontsを使う場合に必要 %\languageattribute{greek}{polutoniko} % 気息記号も使う場合 \begin{document} %\selectlanguage{english} % 複数の言語を使い分ける場合に必要 \noindent 第一言語を英語(English)とし、ギリシャ語を挿入する場合は \verb|\otherlanguage|を使います。\\ 例: technologyという語はギリシャ語の\otherlanguage{greek}{t'eqnh} ないしその関連語に由来します。 \end{document}
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