名前: 永田善久 日時: 2006-03-06 19:23:28 IPアドレス: 218.185.131.*
>>41821 角藤先生, わざわざコメントをくださり,有難うございます。 > get して見ますと、dayrom_x と dayrom__ は > 最終的に map ファイルで参照される名前で、 > 通常使用では、TeX フォント名としては使用 > されないものなのですね。 はい。*.vpl の中を見ますと, MAPFONT D 0 に dayrom__ が,MAPFONT D 1 に dayrom_x がそれぞれ関連付けられており,これらを適宜組み合わせた ヴァーチャルフォントとして,Day Roman パッケージは提供 されています。 フォントデザイン自体は,16世紀までさかのぼる,歴史のある もので,「長い s」と「丸い s」をはじめ,多くの合字 (例えば,ct, fb, fh, fj, fk, ft, fz, ss, st, tt など) が含まれているのが特徴です。 ただ,パッケージで提供される *.fd, *.tfm, *.vf では, 上に挙げたグリフ全てにアクセスできるわけではありません でした。 いろいろな特殊グリフを含む dayrom_x 用に自前の *.fd を 用意しておけば,\usefont 等のコマンドで必要なグリフを 呼び出せるようになるようです。 そもそも「どのようなグリフが存在しているのか」を見るた めに,全ての *.tfm ファイルに対して tex testfont を 走らせてみたのが,今回の質問の発端でした。 どうも有難うございました。
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