Re: 組版機に取り込んだpdfの線が細い

名前: い
日時: 2006-03-05 11:48:45
IPアドレス: 220.146.113.*

>>41799 >本来のW3より細くなったというのは思い違いで 民生品の普通のプリンタ同様、イメージセッタも印字の濃度(適切な 表現ではないですが)をある程度調整できます。というより、印刷所は そういう工程を常に行なっているはずです。 印刷する媒体がコーティングされている紙かザラ紙かでは、インクの 定着が全く違いますから、そういう微調整は必須の作業です。 他にもさまざまなファクターで調整は行なわれます。 組版機に取り込もうと(おそらくPDFをトリミングしてEPSにして 貼り込んだのでしょう)、単体で出力しようと、出力時の設定が同じなら 違いはほとんどないはずです。「直接セッターで出すより細くなった」 (という情報はみあたらないようですが)のはどうしてかということなら、 出力時の設定の差と考えるのが自然です。 いうまでもないことですが、600dpi程度のプリンタで、コピー用紙の ような紙にプリントしたときの印象と数千dpiのセッタの印字の印象も 違います(一般に後者は細く感じられる)から、手元のプリントで 良いと思っても本番では・・・ということはあり得ます。 本田さんが書かれている面付け時の調整は、単にデジタルデータを ページ単位で差し替えるだけですから、差し替えたページだけ文字を 太らせるような小細工はできません。 光学スキャンすることで文字をわざと潰して太らせるのは、他の文献からの 手軽な引用転載方法としてよく使われる手ですが、元データを簡単に 作り直せるのにそんなことをやっているとは困ったものです。

この書き込みへの返事:

お名前
題名 
メッセージ(タグは <a href="...">...</a> だけ使えます)