dvipdfmxのWarningの意味

名前: Diospyros
日時: 2006-01-19 23:03:21
IPアドレス: 219.98.186.*

皆さん,こん(にち|ばん)は。Diospyrosです。 最近,和文フォントの扱いが少しわかりかけて,いろいろ遊んでいます。 長々しくて,すみませんが,ひとつ質問させてください。 例えば毛筆フォントを使いたくて,他のfdファイルや styファイルを参考に, よく理解できないまま,次のような2つのファイルを作りました。 % ------ jt1mou.fd ------------ \ProvidesFile{jt1mou.fd} [2006/01/08 Kanji font defines for mou] \DeclareKanjiFamily{JT1}{mou}{} \DeclareFontShape{JT1}{mou}{m}{n}{<-> s * [0.961] tmou}{} \DeclareFontShape{JT1}{mou}{bx}{n}{<-> ssub * tmou/m/n}{} %------ mou.sty --------------- \NeedsTeXFormat{pLaTeX2e} \ProvidesPackage{mou}[2006/1/8 Mouhitsu font] \newcommand{\moudefault}{mou} \DeclareRobustCommand\moufamily {\not@math@alphabet\moufamily\mathmc \kanjifamily\moudefault\selectfont} \DeclareTextFontCommand{\textmou}{\moufamily} \normalfont \endinput これで次のソース, %------- ise.tex -------------- \documentclass[a4j]{tarticle} \usepackage{mou} \begin{document} 昔、男、初冠して、奈良の京春日の里に、しるよしして、狩りに往にけり。 その里に、いとなまめいたる女はらから住みけり。この男かいまみてけり。 思ほえず、ふる里にいとはしたなくてありければ、心地まどひにけり。 男の、着たりける狩衣の裾を切りて、歌を書きてやる。 その男、信夫摺の狩衣をなむ着たりける。 \begin{verse} \textmou{\Large 春日野の若紫のすりごろもしのぶの乱れかぎりしられず} \end{verse} となむ 追ひつきて言ひやりける。ついでおもしろきことともや思ひけむ。 \begin{verse} \textmou{\Large みちのくのしのぶもぢずりたれゆゑに乱れそめにしわれならなくに} \end{verse} といふ歌の心ばへなり。昔人は、かくいちはやき みやびをなむしける。 \end{document} %------------------------------ をタイプセット,きちんとできました。(mouはDF祥南行書体W5に割り当てました。) そこでこれをPDFにできないかと思い,次の2行をmou.mapとしました。 mou H DFSgyo5.TTC % DF祥南行書体W5 tmou V DFSgyo5.TTC でPDFはできたんですが,dvipdfmxが以下のWarningを出します。 D:\Work>dvipdfmx -f mou.map ise ise.dvi -> ise.pdf [1 ** WARNING ** Removed string "-WIN-RKSJ-H" from fontname "DFSNGyoSho-W5-WIN-RKSJ-H". ] ** WARNING ** GSUB feature vrt2/vert not found. 12434 bytes written PDFはちゃんとできているのでいいんですが,意味がわからず気になります。 たぶんどこかタコなことをやっているのだと思いますが,このWarningの意味と対策法を ご教示願えれば幸いです。

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