Re: 目次の文字サイズ

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日時: 2006-01-08 20:13:45
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>>40449 >目次の中の1行(1つのchapter)だけをsmallサイズにしたかったのです. とのことですが,このようなことを考えるに到る場合には, まず,文書の構造を再考してください. ある \chapter を目次に載せる際の体裁が異なるというのならば, その \chapter はほかの \chapter とは同じ扱いにはできないはずです. # つまり,もともと \chapter で扱うこと自体が適当でないか, # \chapter の定義自身を切り換えることになるような何らかの事情(例えば, # \fontmatter/\backmatter 部と \mainmatter 部との別)がある, # といったことになっているはずです(そうでなければ,目次項目の体裁を # 変える理由はありません). 最も単純には, ・\chapter とは別の見出し作成マクロを用意し,その中で, 目次項目も \addcontentsline{toc}{<category>}{<entry>}(<category> は “chapter”とは別の適当な区分名)という形で書き出させるようにする # もちろん,\l@<category> も然るべく定義する という方法を用いることができることでしょう. また,結局“\frontmatter 部分あるいは \backmatter 部分に属する \chapter に 対応する目次項目の体裁を変える”という場合に該当するのでしたら, ・\frontmatter,\mainmatter,\backmatter に \chapter の定義を取り換えさせ, \chapter が用いられた箇所によって \addcontentsline の第 2 引数を取り換える ような方法も考えられるでしょう. # いずれにせよ,目次の仕組みをきちんと理解していれば, # この程度のことは自力で考え出せるはずです. あと,40444 にて, >マクロの解説書を読んだ結果わからず, などと述べているようですが,“解説書”(≠Tips 集)には “目の前にある問題そのものへの解決法”が書いてあるわけではありません. 特に,“マクロ作成”のレベルになれば,解説書では個々の要素技術を 挙げることしかできなくなります(具体的な問題への解決法に関しては, *ユーザ自身で* 要素技術を組み合わせて然るべき *プログラムを書く* ことになります). もし,自分でプログラムを書くのではなく既製品のコードを直接見せてほしい というのであれば,“解説書”ではなく“Tips 集”を眺めると, 運がよければ既製品そのものを目にすることができることでしょう.

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