名前: 栗山雅俊 日時: 2006-01-07 08:56:33 IPアドレス: 211.128.131.*
最近チェックを怠っておりましたが、Babel が 3.8h に バージョンアップされていました(2005-11-23)。 新しいバージョンではアルバニア語(albanian)とマレー語 (bahasam)のサポートが追加されており、またイタリア語と ラテン語が小規模な変更(命令の追加)を受けています。 マレー語の追加に伴ってインドネシア語は bahasai という オプション名に変更されました。 通り一遍の確認しかできていませんが、二つほどバグがある ようです。 (1)アルバニア語で adddialect の定義がよくないようで、 以下のように変更する必要があります。 - albanian.ldf 44行目 - \adddialect\l@albanian\fi を \adddialect\l@albanian0\fi へ変更。 (2)latin.ldf の追加部分が引っかかります。 以下をコメントアウト - latin.ldf 184行目 - %\addtoextraslatin{\LatinMarksOff} (この行は不要?) 言語オプション名もいくつか追加になっているので、 language.dat も若干の見直しが必要です。 アルバニア語用のハイフネーションファイルは今のところ CTAN では見つからないようです。マレー語はインドネシア語 用の inhyph.tex を流用できるのかも知れません。 他に気がついたことがあれば別途報告いたします。 Babel 環境をお持ちの方はご確認いただければ幸いです。
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