名前: 永田善久 日時: 2001-11-27 15:28:42 IPアドレス: 133.100.243.*
>>4031 本田様、 > インターフェースは > \ChangeHyphenFamily{encoding}{family}{number} > というマクロで > encodingにはOT1のようなエンコーディング名 > familyにはcmrのようなファミリー名 > numberにはハイフンの記号にした文字のコード > を指定します. 何とお礼を申し上げてよいやら。素晴らしい使い勝手です。 早速、changehyphen.sty と lettrine.sty を使って古写本 『ヒルデブラントの歌』(西暦900年頃)を再現してみました。 冒頭部分のソースのみ挙げてみます。本物(オリジナル写本) が持つフンイキもちょうどこんな感じです。有難うございました。 # オリジナル写本は # http://www.ib.hu-berlin.de/~hab/arnd/manuskript.html # にあります。(汚れ・シミ・欠損箇所等々があり、かなり読みづらいです) # このテクストは、正確には uncial 体ではなく carolingian minuscule # カロリング小文字体(カール大帝時代の手書小文字体)で組まれる # べきでしょうが、この字体は現時点ではまだ配布されていない(時代を # 追って作られていくなら、次の次に配布されることになります)ので # 今回は uncial 体で代用してあります。 ---------- \documentclass[a4paper]{article} \usepackage{german,alluncl,lettrine,changehyphen} \ChangeHyphenFamily{OT1}{uncl}{133}%%%unclのハイフン記号を消す \renewcommand{\LettrineTextFont}{\upshape}%%%%初期値の\scshapeを変更 %%%%uncial体に\scshapeはないため \begin{document} \lettrine[lraise=0.5,lhang=1,nindent=0pt,lines=2]{J}{k} gihorta dat seggen,%%%%lettrine.styを使って冒頭文字を(拡大して)欄外へ置く dat sih urhettun anon muotin, Hiltibrant enti Hadubrant untar heriun tuem. sunufatarungo iro saro rihtun. garutun se iro gudhamun, gurtun sih iro suert ana, helidos, ubar hringa, do sie to dero hiltiu ritun, Hiltibrant gimahalta Heribrantes sunu: her uuas heroro man, ferahes frotoro; her fragen gistuont fohem uuortum, hwer sin fater wari \end{document}
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