Re: JBibTeXができません

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日時: 2005-11-01 10:46:31
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>>39020 (j)BibTeX を併用した参考文献リストの作成法について確認なさってください. (1) ソースファイル中で \bibliographystyle を使って “文献スタイル”(bst ファイル)を指定します. e.g. \bibliographystyle{jplain} # 結果は,aux ファイル中に \bibstyle コマンドの形で載ります (2) ソースファイル中で \bibliography を使って “文献データベース”(bib ファイル)を指定します. e.g. \bibliography{mybib} # 結果は,aux ファイル中に \bibdata コマンドの形で載ります. (3) ソースファイル中で \cite を用いて文献を参照, あるいは文献リストにだけ載せるものを \nocite で指定します. e.g. \nocite{*} % これは,“本文中で言及するか否かにかかわらず, % 文献データベースファイルの全項目を載せる”場合の指定. # 結果は,aux ファイル中に \citation コマンドの形で載ります. (4) ソースファイルを (p)LaTeX で処理して (1)--(3) で与えた情報を aux ファイルに抽出します. (5) (4) で得た aux ファイルを (j)BibTeX で処理して, 文献リストそのものが書き込まれたファイル(bbl ファイル)を 作成します. (6) 再びソースファイルを(今度は相互参照情報が変化しなくなるまで) (p)LaTeX で繰り返し処理します. # (5) で作成した bbl ファイルは \bibliography コマンドのところで # 読み込まれます. # 実際に BibTeX 処理を行う前に (1)--(4) の操作が必要です # (特に,文献データベースからは \cite または \nocite で指定した # 文献しか抽出されません(*))から,BibTeX 処理は(基本的には) # “文書を一通り作成したあと”で,“少なくとも 1 回は全体を # タイプセットしてから”行うことになります(文書の完成前に行っても # 構いませんが,それまでに引用したものを確認したいというのでもなければ # 手間が増えるだけです). # (*) 実際,抽出しない項目の記述に文献データベースの書式上のミスが # あっても無視して処理してしまいます.

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