Re: LaTeX2e美文書作成入門と全く同じ目次

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日時: 2005-10-25 04:09:18
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>>38808 >ソースコードでいけない部分 ・体裁の変更に必要な(\l@chapter などの)再定義がなされていない ・追加すべき \addcontentsline が追加されていない の 2 点になります. # なお,“あくまでも自分では学習しないで答えだけ聞き出したい”のか, # “一応まともに学習したが,わからない”のか判然としません. # もし前者なら,私からは下記のようなサンプルは # 決して提示してはならないのですが… とりあえず,目次関係の体裁のみ軽くいじったものを挙げます. \DeclareFontShape{JY1}{mc}{m}{n}{<->jis}{}%%% これは,本題とは関係のない設定 \documentclass[twoside]{jreport} \renewcommand*\bibname{参考文献} \renewcommand*\sfdefault{phv} \makeatletter \renewcommand*{\l@chapter}[2]{% \ifnum \c@tocdepth >\m@ne \addpenalty{-\@highpenalty}% \addvspace{1.0em \@plus\p@}% \begingroup \parindent\z@ \rightskip\@pnumwidth \parfillskip-\rightskip \leavevmode\romanfamily\sfdefault \kanjifamily\gtdefault\selectfont \setlength\@lnumwidth{5zw}% \advance\leftskip\@lnumwidth \hskip-\leftskip #1\nobreak\hfil\nobreak\hbox to\@pnumwidth{\hss#2}\par \penalty\@highpenalty \endgroup \fi} \renewcommand*{\l@section}{\@dottedtocline{1}{1zw}{4zw}} %%% \l@chapter/\l@section の上記の再定義を用いなくても,目次の中身の体裁は %%% 『LaTeX2e 美文書作成入門』のものと大差ないのですが. \def\ps@footnombre{% \let\ps@jpl@in\ps@footnombre \def\@oddfoot{\hfill \small\bfseries \thepage\enspace {\color[cmyk]{.5,.35,0,0}\smash{\rule[-45mm]{2mm}{50mm}}}}% \def\@evenfoot{% \small\bfseries {\color[cmyk]{.5,.35,0,0}\smash{\rule[-45mm]{2mm}{50mm}}}% \enspace \thepage\hfill}% \let\@evenhead\@empty \let\@oddhead\@empty} %%% 下余白が大きいため飾り罫が長すぎますが,このあたりのことは %%% ページレイアウト・パラメータの変更でどうにでもなります. %%% 目次以外の体裁の調整に関しては省略 \makeatother \usepackage{color} \begin{document} \pagenumbering{roman} \chapter*{序} \addcontentsline{toc}{chapter}{序}%%% “序”を目次に載せるための記述 問題を解決したいのであれば “解決できるようになるだけの学習”を行う必要があるのは当然のことです. そして,出くわした問題が難しすぎるのであれば,本来なら \begin{itemize} \item もっと易しい問題への対処法から順に学習を積む \item 潔く諦める \end{itemize} のどちらかを選ぶことになります(“既製品に頼る”というのは, 一応前者に含めることにします). \clearpage \pagestyle{footnombre} \tableofcontents \clearpage \pagestyle{headings} \pagenumbering{arabic} \chapter{基礎知識} 『\LaTeXe{}標準コマンド ポケットリファレンス』を読むのに困難があるようならば, まずは“\LaTeX{}での文書作成の経験”を積む必要があります (特に,auxファイルがいかなる役割を果たすのかすら把握していない状況では). また,“目の前の問題”そのものに対する解説が理解できないのならば, 単に“その解説を理解するための前提となる知識”を身につければよい, というだけのことです(“高度”な問題への解説がそれなりの予備知識を 要求していたとしても,それはやむを得ないことでしょうから). \section{マクロ定義} \verb|\def|のようなマクロ作成に関するプリミティブや, \verb|\@for|のような\LaTeX{}でのマクロ定義での慣用句に関しては, 件の『ポケットリファレンス』にも載っています. ただ,“The \TeX{}book”\inhibitglue\cite{Knuth}(の第20章あたり) あるいは『\LaTeXe{} マクロ&クラス プログラミング 基礎解説』\inhibitglue \cite{fundamental-text}の第1,2章あたりといった基礎的なものは ふまえておくことが望まれます. \begin{thebibliography}{9} \addcontentsline{toc}{chapter}{参考文献} %%% ↑“参考文献”を目次に載せるための記述(その場しのぎ) %%% 本来なら,thebibliography 環境の定義の中に仕込むところです. \bibitem{Knuth} D.E. Knuth: ``The \TeX{}book'', Addison-Wesley, 1996. \bibitem{fundamental-text} ページ・エンタープライゼズ\inhibitglue(株)\inhibitglue: “\LaTeXe{} マクロ&クラス プログラミング 基礎解説”, 技術評論社,2002. \end{thebibliography} \end{document}

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