名前: hoge 日時: 2005-10-22 17:48:11 IPアドレス: 133.31.18.*
>>38630 最近ではWindowsXPを使うユーザが多いと思います.特に学生はそうでしょう. それに伴って環境変数TEMP、TMPに関するトラブルは昔のような 「設定してないことによる」ものではなくなりつつあると思います. はじめから設定されているからです. 「設定されてない」ことではなく、「(TeX関連にとって)『不適切な』設定が デフォルトになっている」ことが問題です. アプリ側でせっかく「設定されてなければこう動作する」ように作られても、 それがうまく機能しなくなってきているのです. 例. dvioutのフォント自動生成バッチやニコニコマークからのPDF作成+View WindowsXPではシステム環境変数にTEMP, TMPが %SystemRoot%\TEMP としてデフォルトで設定されているはずです. これが C:\Windows\TEMPなどとして認識されます. これだけなら何も問題なく、むしろ助かるくらいのものですが、 ユーザ環境変数にもTEMP, TMPが %USERPROFILE%\Local Settings\TEMP として設定されていて、これがしばしば「TeX関連にとってはありがた迷惑」な 設定になるわけですね. C:\Documents and Settings\田中 一郎\Local Setting\TEMP のように. システム環境で設定した値はユーザ環境で上書きされるので困ったことになります. # Path変数はシステム設定にユーザ設定が足されるようです. 結局、 A. (正当派) ユーザ環境変数にTEMP, TMPが設定されていたら、C:\TEMPなどと簡単な設定に直し、 対応するフォルダも自分で作るなどする B. (手抜き派) ユーザ環境変数TEMP、TMPが設定されていて、かつシステム環境変数にも C:\Windows\Tempが設定されていたら、ユーザ側は削除する C. (ユーザ名をつけたい派) ユーザ環境変数TEMP、TMPに漢字や全角空白を入れてしまった人で、環境変数の設定は 何もいじらず、名前にこだわる人は半角英数のみのユーザアカウント名から作り直す しかないです.(名前の変更だけでは多分ダメでしょう) Aは適切なフォルダを指定する.ない場合は作ることも指示する必要があります. Bは簡単です.ただしTEMPフォルダを見たいならWindowsフォルダを閲覧可能に しておく必要があります. Cは、「そこまでするか」というほど馬鹿げており、無意味です. またユーザ側のTempフォルダは深い上に、隠しフォルダLocal Settingsの下に あるので設定によっては閲覧できません.
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