Re: pdfへのフォントの埋め込みとPSプリンタ

名前: 角藤
日時: 2005-10-13 04:21:56
IPアドレス: 61.27.202.*

>>38539 説明不足ですみませんでした。 W32TeX でオリジナルの (日本語パッチをあてていない) もの (dvips) と日本語パッチをあてたもの (dvipsk) を区別している理由は、 (1)欧文だけの場合、オリジナルのほうがコンパクトできれいな PS ができること。 (2)日本語パッチをあてたことで、何か問題があった場合、オリジナルもあった ほうが便利なこと。 などです。Linux などでは区別する場合 pdvips のようにしますが、W32TeX では 昔 dvipsk としたので、それを引きずっています。 詳細: 実際には dvips はオリジナルとは違って、 dvips -noomega と同じものです。 (つまり、Omega extension をしていないもの) オリジナルと全く同じにするには、 dvips -noomega0 とします。 過去との互換性のため、 dvips -noomega0 と同じものを odvips なる名前で 入れています。 -noomega を打ち消す -noomega0 なるオプションは、 オリジナルにはありません。 一方、 dvipsk はデフォルトが Omega extension をしたものになっています。 つまり Unix 上の日本語パッチをあてた dvips と同じものです。 dvipsk -noomega とすると、udvips と同じになります。過去との互換性の ため、 dvipsk -noomega と同じものを udvips なる名前で入れています。 あと、あまり必要性はないと思いますが、VFlib に対応したものを dvipsv として入れています。

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