Re: mac os X10.4 でのdvipdfmxのインストール

名前: 安田
日時: 2005-08-21 16:41:06
IPアドレス: 210.159.229.*

>>37343 mac_beginner さん、こんにちは。 誰からもフォローがないので、気になっていました。 あまり詳しくは分かりませんがコメントさせていただきます。 > powerpc-apple-darwin8-g++-4.0.0: ../../libs/md5/md5.o: No such file or directory > powerpc-apple-darwin8-g++-4.0.0: pdftexdir/libpdf.a: No such file or directory > powerpc-apple-darwin8-g++-4.0.0: ../../libs/libpng/libpng.a: No such file or directory エラー表示からすると、構築に必要なライブラリが存在しない ためで、これはおそらく mac_beginner さんが 1.teTeX をコンパイルする前に dvipdfmx をビルド しようとしている。(teTeX のコンパイルでこれら ライブラリが作成されます) 2.teTeX のソースツリーのうち tetex-src-xxx/texk/dvipdfmx 以下に dvipdfmx のパッケージを展開してコンパイル すべきですが、そうなっていない。 のどちらかを行っているためではないかと想像します。 まず teTeX をコンパイルした上で、 dvipdfmx パッケージを tetex-src-xxx/texk 下に解凍 して configure、make すれば OK のはずです。 mac_beginner さんは MacOSX をお使いだとお察しいたし ます。 私は土村さんの公開している ptetex3 でインストール されることをご提案します。 慣れない方でも簡便に一式がそろいます。 私もこれで構築しました。 この方法の概要は mac_beginner さんが参照された奥村先生の ページのはじめに掲載されています。 土村さんの ptetex3 は、標準では md5sum (GNU Coreutils の 一プログラム) があるとよいのですが、MacOSX では別途取り 寄せて組み込んでおく必要があります。 しかしこれも面倒であれば、展開した ptetex3-xxxxx の 直下に my_option という名前でファイルを作成して MD5CHECK=cat と書いておけば(土村さんは危険と書いておられますが) md5 をチェックしないで組み込むことができる仕組みに なっています。 この場合パッチの版などがチェックできなくなって あまり古いものを使うと問題を起こす可能性があります。 また MacOSX では GNU Coreutil をそのまま make install すると既存の開発用ユーティリティを上書きして問題を 起こす場合があるので、ptetex のために GNU Coreutil を 入れるのであれば、md5sum バイナリのみを実行パスに コピーするだけにしたほうがよいと思います。 ご参考まで。

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