Re: OmegaVN あるいはdvipdfmx の使用法について

名前: 安田
日時: 2005-08-21 13:48:18
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>>37578 栗山さん、Phong さん、こんにちは。 > ただ、私のWindows環境(Windows2000 + Office2000)では > arialuni.ttf は存在しませんでした。とすると OfficeXP > など、もっと新しいバージョンが必要なのでしょうか。 > 古い Windows でも同様の問題が生じることになります。 arialuni.ttf (Arial Unicode MS) フォントについては 以下の Microsoft サポートサイトに記事がありました。 http://support.microsoft.com/kb/q287247/ このページでは Word 2002 以降のような書きっぷり ですが、私の所有する Windows 2000、Offiice 2000 でも arialuni.ttf はインストールされています。 このフォント、一時期は無償でダウンロードできた らしいのですが、現在は MS サイトではリンクが 切れているようで、Office を購入しないと使っちゃ いけないということなのだと思います。 とすると、Windows 以外のユーザは cid-x.map の、 arialuni unicode arialuni といった記述内容(右端)を自システムに存在する 類似書体の Unicode フォント名に書き換えて使う しかなさそうですね。 ちなみに私の手元にある Bitstream 社の cyberbit.ttf Unicode フォントを cid-x.map に指定して: arialuni unicode cyberbit.ttf OmegaVN サンプル 7JapaneseVietnamese1.tex から pdf を作成することができました。 (arialuni.ttf がサンセリフであるのに対し、  cyberbit.ttf はセリフフォントですけど) 整理しますと以下のとおりです(UNIX 系の説明です) 1. kpsewhich で cid-x.map の所在を確認して テキストエディタ(ここでは vi)で書き換えます。 # kpsewhich --progname=dvipdfm cid-x.map /usr/local/teTeX/share/texmf-local/fonts/map/dvipdfm/base/cid-x.map # vi /usr/local/teTeX/share/texmf-local/fonts/map/dvipdfm/base/cid-x.map ( arialuni unicode arialuni -> arialuni unicode cyberbit.ttf に書き換える。) 2. TeX ツリーにフォントを格納してマップを更新します。 # cp -p cyberbit.ttf /usr/local/teTeX/share/texmf-local/fonts/truetype # cd /usr/local/teTeX/share/texmf-local/fonts/truetype # ls cyberbit.ttf # mktexlsr # updmap 3. 7JapaneseVietnamese1.pdf を生成します。 % lambda 7JapaneseVietnamese1.tex % dvipdfmx -v 7JapaneseVietnamese1.dvi ..... ><arialuni@9.21pt(OFM:arialuni) otf_cmap>> Unicode charmap for font="cyberbit.ttf" layout="none" (CID:BitstreamCyberbit-Roman) pdf_font>> Type0 font "cyberbit.ttf" (cmap_id=5) loaded at font_id=2. .... % 同様に Times や Cour なども同じ書き換えで自システムの フォントで利用可能となるのではないかと思います。 ご自愛ください。

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