名前: 永田善久 日時: 2001-11-13 14:15:06 IPアドレス: 133.100.243.*
>>3666 私もちょっと否定(逆)を表す「縦棒」を見てみました。その使用は同著者・同出版社におい ても揺れているようです(私が見た限りでは)。 「バックスラッシュ」タイプ 1. 『集合・位相入門』松坂和夫/岩波書店 1968, 1981第15刷 (p.9) 「垂直」タイプ 2. 『代数系入門』松坂和夫/岩波書店 1976, 1983第6刷 (p.115) 3. 『線形代数入門』松坂和夫/岩波書店 1980 (p.23) 4. 『続・解析入門(原書第2版)』ラング著・松坂訳/岩波書店 1981 (p.73) 5. 『数学読本 1』松坂和夫/岩波書店 1989 (p.15) 「スラッシュ」タイプ 6. 『解析入門(原書第3版)』ラング著・松坂訳/岩波書店 1978, 1980第4刷 (p174) # 6 は原書の「オリジナリティ」を尊重したのかしら? # その後は段々と「垂直」タイプに推移していった感があります。 PS. "dtv-Atlas zur Mathematik" という、(ドイツ)新書版図解書シリーズの「数学」 巻(全2巻本)では、不等号の下に「二本線イコール」の \leq, \geq が用いられて いました。もっとも「否定縦棒」は「スラッシュ」タイプです。
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