名前: 稲垣 日時: 2005-06-12 18:06:14 IPアドレス: 219.117.86.*
>>36360 モンゴル語の縦組左書きを実現する方法は下記のとおりです。 iNOUE Koich! さん,ありがとうございました。 <A> LRtate.sty 縦組左書きを行う LRtate.sty は iNOUE Koich! さんのサイトから入手します。 http://www.ns.musashi-tech.ac.jp/%7einoue/Pages/TeX/LRtate.sty LRtate, LRtatebox, LRtatebox*, LRtatepar の4つの環境があります。 [1] \begin{LRtate}[\lineskip10pt] ... \end{LRtate} LRtate は縦書きの文章の中で,その部分だけ左から右に組む行の集まりになります。 途中で改ページがあれば文頭に近い行の方が次ページに回ります。 [2] \begin{LRtatebox}[\baselineskip20pt]{10cm} ... \end{LRtatebox} LRtatebox は横書き・縦書きの通常の文章内で縦方向の \vbox に入ります。 ベースラインは最下行(もしくは最下部)になります。 [3] \begin{LRtatebox*}[\baselineskip20pt]{10cm} ... \end{LRtatebox*} LRtatebox* は環境で \vtop を使います。 [4] \begin{LRtatepar}[\lineskiplimit-\maxdimen]{10cm} ... \end{LRtatepar} LRtatepar は,横書きの通常の文章と独立して縦方向の \vbox に入りますので 改ページは起こりません。出力はセンター揃えになります。 \LRindent という寸法変数(デフォルトは -\maxdimen)は 0pt 以上であれば 左端もしくは上端からのインデント幅になります。 <B> 使用例 \documentclass{jsarticle} \usepackage{mls} \usepackage{LRtate} \begin{document} \begin{LRtatepar}{5cm} \SetDocumentEncodingBicig 17||18 d'ugar zagun-u munggul-un neiigem, ulus tuiru, shasin-u uiiles-tu, ilangguy=a uralig-un kuikzil-du uncugui ekurge kuiicedgeksen uindur gegen zanabazar, cingkis xagan-u aldan urug-un izagur surbulzidan abadai saiin nuyan xan-u kuiu tuisiyedu xan gumbudurzi-yin ger-tu 1635 un-du tuiruksen. \end{LRtatepar} \end{document} 満州語の場合は \SetDocumentEncodingBithe を指定します。
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