名前: トノ 日時: 2005-06-10 09:12:50 IPアドレス: 58.0.12.*
えっと、私の #36338 の書込みは、#36329 で本田さんが 》 #どっかにdviwareを複数指定するなんてこと書いてるサイトとか 》 #本あるんでしょうか・・・結構見かけるんで と書いておられるのに反応して、私なりの推量(と疑問)を申し上げたもので、 パッケージのドキュメントのあるべき姿とか、現状のドキュメントの良し悪しを論ずる 意図ではなかったのですが、 まあ、それは置くとして、 ---- #36339(本田さん) 》 機能の実装の仕方と性質からみて 》 比較的自明なことなのではないでしょうか ユーザー(通常の文書作成者)にとって自明とは言い難いように感じています。 通常、出力先の用紙サイズはいちどきには1種類だということを理解するのに特に 知識を要しないので、a4paper と b5paper とが排他的であることは容易に 気付くことでしょう。基本となる文字サイズを指定する 10pt、11pt、12pt に ついても同様でしょう。 ※ ちなみに、それでも『文書処理システム LaTeX2e』では、これらが排他的で あることがはっきりと述べられています。 しかし、使用するドライバーについては、1個の dvi ファイルを複数のドライバーで 扱うことは現実にあるわけですから、ユーザー側が「複数指定可能だろう」と 思ってしまうのは無理からぬように思います。 パッケージファイル中の \DeclareOption の部分を見て理解すれば、複数指定は うまくいかないだろうと見当がつきますが、普通のユーザーはパッケージを 使うときにわざわざ中を見たりはしないでしょう。複数のドライバー・オプションを 許容するように garphics.sty を書替えることもおそらく不可能ではないことも 考えると、なおさらという気がします。 ---- グラフィックスコンパニオンの§2.1 の最初の方を読めば、明示はされていなくても 推察できるというご意見をお持ちの方もおられるようですが、改めて同書§2.1 を 読み直してみても、私には推察できるようには思えないでいます。「複数指定できるか どうか読みとろう」という明確な目的意識を持って読めば気付きそうだという程度では ないでしょうか。 ---- #36342(Th\'or さん) 》 ドキュメント化に関する指針が明確に示されていれば良いのでは 》 ないでしょうか、集合的に。 『文書処理システム LaTeX2e』で標準クラス・ファイルのクラス・オプションを 説明している部分で、似たような記述方法が取られていますね。 パッケージ類一般に適用するためには、ユーザーやパッケージ開発者の広い範囲で 共通認識が必要なので、今からの普及は難しそうですね。 ---- ※ 最近、個人情報保護法の絡みで勤め先からは掲示板への書込みができなく なりました(書込もうとすると「ブロックされました」と画面表示されます)。 今回のようなやりとりになるともどかしくてなりません。
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