名前: 本田 日時: 2005-02-27 05:14:03 IPアドレス: 61.124.179.*
graphics（graphicx）パッケージには hiderotate，hidescaleオプションというのがあります． 名前の通り，rotateされたもの，scaleされたものを 非表示にするオプションなのですが， これらのオプションは動作するでしょうか？ 私の環境ではgraphics.styは 2001/07/07 v1.0n Standard LaTeX Graphics (DPC,SPQR) です．この環境下で \documentclass{jarticle} \usepackage[dvips,hiderotae]{graphics} %%\usepackage[dvips]{graphics} \begin{document} 回る\rotatebox{90}{回る}回る \end{document} を処理しても隠れません． 実際，graphics.styの内部でhiderotaeオプションを指定すると \rotateboxの中身を表示させないようにするコードが定義され \ProcessOptionsで実行されるのですが， その直後に\Gin@driverが読み込まれ，その中で わざわざ非表示したコードを 実際に回転させるコードにまた定義しているように見えるのです． hidescaleに関しても同様です． そこで，\PrcessOptionsを移動させて \Gin@driverが読み込まれる後にすると， 期待された動作をします． ということで，このオプションはバグで 動作していないのではと思われるのですが， どうなのでしょう？
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