Re: DVIとPDFそれぞれで利用する画像形式および準備について

名前: momo
日時: 2004-11-28 15:43:36
IPアドレス: 160.252.93.*

先日はいろいろとご意見をいただき、ありがとうございました。 その後、いろいろ試しているうちに以下のことがわかりました。 ・Distillerの設定で、「EPSファイルのページサイズ変更とアートワークの中央配置」をオフにします。 これは後でdvipdfmxを使う際に便利です。 →mediabb.styを利用する場合はオンにしておかないと逆に配置がおかしくなります。 ・プリアンブルで \usepackage[dvipdfm]{graphicx} とすると \includegraphics[width=5cm,clip]{apple} のように拡張子がない場合には pdf 画像が埋め込まれます。 →\usepackage[dvipdfm]{graphicx} のあとに \ifusePDF \usepackage[usenames,dviout]{color} といったdvioutオプションが記入されていると、eps画像が埋め込まれるようになります。 →つまりすべて dvipdfm オプションに書き直しておかなければいけないです。 -------------------- 以上をふまえまして、 (1)DVIファイル (2)しおり付きPDFファイル (3)しおりなしPDFファイル(文書情報は付加される) の3種類を以下のようなプリアンブルで作り分けるようにしてみました。 ・画像ファイルはEPS形式と、Distillerで変換したPDF形式の2種類用意しておきます。 ・選択は\usePDFtrue(or false)、\usehyperreftrue(or false)で行います。 なにかツッコミどころがありましたら、ぜひご意見を賜れればと思っております。 %%%%%%%%%%%%% \documentclass[12pt,a4paper]{jsarticle} \newif\ifusePDF \newif\ifusehyperref \usePDFtrue %【PDFの作成】 %\usePDFfalse %【DVIの作成】 \ifusePDF %\usehyperreftrue %【hyperrefの付加】 \usehyperreffalse %【印刷用文書の作成】 \else \usehyperreffalse \fi %(DVI作成時はhyperrefは強制オフ) \ifusePDF \AtBeginDvi{\special{pdf:tounicode 90ms-RKSJ-UCS2}}%PDF文書情報 {\special{pdf:docinfo << /Author ( 著者 ) /Title ( 文書表題 ) /Subject ( 文書副題 ) /Keywords ( キーワード )>>}} \fi \ifusePDF\ifusehyperref \usepackage[ dvipdfm, %Dvipdfm用のしおり colorlinks=true, %リンクに色を付ける bookmarks=true, %しおりの有無 bookmarksnumbered=false, %しおりへの番号付け bookmarkstype=toc, %しおりのタイプ pdfstartview=FitH, %PDFを画面いっぱいに表示 breaklinks=false, %改行を含むハイパーリンクを許す bookmarksopenlevel=\maxdimen %しおりを最下層まで開く ]{hyperref} \fi\fi \ifusePDF \usepackage[dvipdfm]{graphicx} \usepackage{mediabb} \else \usepackage[dviout]{graphicx} \fi \ifusePDF \usepackage[usenames,dvipdfm]{color} \else \usepackage[usenames,dviout]{color} \fi %%%あとは各自利用したいパッケージ読み込み \usepackage{amsmath} \usepackage[varg]{txfonts} \usepackage{mathabx} \begin{document} %%%%%%%%%%%%%

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